南国、新本社前のキンモクセイが香り始めました〔2374〕2009/10/15
2009年10月15日(木)良いお天気
今日も秋晴れ。真っ青な秋の空をトンビが優雅に飛んでおります。
これほどアップにして撮影したらわかりづらいですけんど、これはキンモクセイ。南国の新社屋の前にあるキンモクセイの大きな木。つい2~3日前から突然香り始めました。新社屋は、今、キンモクセイの香りに包まれちょります。
この木は、その昔、高知市の秦泉寺の実家にあったもの。それを、10数年前にここへ移してきました。しっかり根付いた樹は、毎年秋になると素敵な香りを振りまいてくれるのであります。
桜の開花は南から北へと進んでいきますが、キンモクセイの香りは北から南へ降りてきます。ですきに、東日本や北日本では、もう、とっくに、キンモクセイの季節を迎えちょった訳で、南国高知はやっと今週盛りを迎えゆうがです。
キンモクセイは漢字で書くと金木犀。藩政期初期に、日本に上陸したらしいです。図鑑で見てみると、中国語で桂と書けば木犀のことを言うそうで、桂林は、木犀がどっしこ生えちゅう場所を表すがやそうです。なるほど。
しかしあれですね、キンモクセイは、ある日突然香り始めます。ここ、新本社前でも、今週の頭まではなんちゃあ香りませんでした。それが。火曜日くらいから突然。この香りの中、新高梨の貰うたがを食べると、秋が来たことを実感します。
同じく新本社の横には文旦の木もあるがですが、こちらの実は、もうすっかり大きゅうはなっちょりますけんど濃い緑色。おいしゅうに食べれるがはもうちょっと先です。
皆さんもそれぞれの秋を体感されよりますか?