物部川の列車〔232〕2003/12/04
2003年12月4日(木)快晴でございます
今朝は早朝から南国工場です。南国工場の東側には一級河川物部川(ものべがわ)が雄大に流れており、昨年開通した土佐くろしお鉄道「ごめんなはり線」の橋が架かっちょります。この鉄道、JRの後免(ごめん)駅を出発し、南国市から、ひまわり乳業南国工場の敷地内を通過してこの橋を渡り、野市町へとつながっていきます。終点は奈半利町の「奈半利駅」。
写真は、日の出直前の橋を渡る2両編成の快速列車です。この路線で2両編成はラッシュ時に限られ、とても少ないのであります。
ごめんなはり線は、各駅に、やなせたかしさんが考えてデザインしたキャラクターがおります。南国工場に一番近い「立田(たてだ)駅」には「立田そら子ちゃん」がおります。高知空港に近いからですね。安芸の球場前駅は「球場ボール君」、うなぎの養殖が盛んな吉川村の「よしかわ駅」は「よしかわうなお君」、山北みかんで有名な香我美町の「かがみ駅」は「かがみみかんちゃん」てな調子です。
この鉄道の素晴らしいところは、なんと言っても車窓からの雄大な太平洋の景観に尽きます。ほとんどの区間が高架なので、高い位置から素晴らしい眺めが堪能できます。阪神タイガースのキャンプ時には、特に賑わいます。虎模様のタイガース列車も走ってます。まだ乗ったことのない方、ぜひ一度お試しを!