今年も稲が頭を垂れはじめちょります〔2268〕2009/07/01
2009年7月1日(水)蒸せます
今日は昼からかなりガイに雨が降るかも知れんという予報ですけんど、午前中はお日様も時折ギラギラする蒸し暑いお天気。降るがでしょうかね。
NHKさんの朝のラジオで、「今日は何の日」というがをやりよりますがご存じでしょうか。それによりますと、120年前、明治22年の今日、7月1日に、東海道線が全通したそうです。新橋と神戸の間が直通となり、東海道五十三次が、座ったまんまで約20時間で行けるということで、日本中大騒ぎになったそうです。いや、それはそれは画期的なことやったでしょう。
しかし当時、ロシアはシベリア鉄道の計画を進行中で、山県有朋とかが、その軍事的脅威を盛んに訴えよった時代でもあります。陸軍の重鎮として、山県有朋の対抗勢力やった谷干城さんは、その翌年の7月1日の総選挙の際に貴族院議員となりましたが、その政治的動きを見よりましたら非常に興味深いものがあります。軍人であるのに、その考え方は非常にリベラルで、平和的であり、対アジア穏健外交を主張しちょりました。やっぱしものすごい偉い人物やったがですね、谷干城さん。土佐の生んだ偉大な人物の一人です。
さて、ここは今朝の新本社。南国市物部は、一面田んぼが広がるのどかなエリア。今の季節、田んぼでは稲が穂を実らせて、徐々に頭を垂れ始めちょります。稲刈りは今月ですきね。向こうに、新本社の社屋がちくと見えよります。引っ越しして1週間余り。やっとこさ落ち着いてきましたが、まだドタバタしよります。
企画と製造と営業と開発が一緒になる、ということは、かなり機能的ですな。身にしみて実感しよります。この、緑あふれる周辺の環境も抜群。落ち着いたら、基本的に自転車で通いつつ、周辺のマニアなご紹介もしていきたいと思うちょります。ご期待くださいね。