鴨が飛び去った鏡川の朝〔2170〕2009/03/25
2009年3月25日(水)晴れ!
鏡川、天神大橋の夜明けです。
唐人町の建物が朝日を浴びて輝きよります。川にはいつものUFO船が浮かび、彼方にトップワン四国が屹立しちゅう、見慣れた朝の光景。見慣れた光景ですが、川面はこぢゃんと静かになりました。こないだうちまで、この川面にはたくさんの鴨がやって来て、賑やかなもんでしたね。段々と減ってきて、昨日の朝は、10羽ほどの一群を見かけましたですけんど、今朝は居ませんでした。
冬の間、こっから九反田橋の間の川面にはたくさんのたくさんの鴨が浮かび、朝のこの時間は水中に首を突っ込んで朝食を食べるのに余念がありません。
2月28日のにっこり、「水鳥の楽園」で、ご紹介しちょります。あの鴨たちは、どっからやって来て、どこへ帰っていくがでしょうか。
今の鏡川では、雑喉場橋界隈で川鵜の子供がかわいらしく泳ぎよります。大人の川鵜は真っ黒い体でちくと迷惑がられる鳥ですけんど、子供の川鵜はなかなか可愛らしいですね。大人になると身体は水面より下に沈み、首を出した状態で潜水艦のようにぐいぐいと泳ぎますが、子供は鴨のように身体全体を水面上にプカプカ浮かばせて泳ぎます。
そう言えば、最近、大きなアオサギを見んなりました。彼らはどこへ行ったんでしょうか。
しかしあれですね、今年は春になるががかなり早いですよね。桜は満開で、鴨もいなくなりました。ひまわり太郎の部屋から見える筆山の桜は、もう終わってしまいよります。もう、初夏に向けて季節は移ろい始めました。