要法寺〔215〕2003/11/17
2003年11月17日(月)快晴、秋晴れ!
今朝は秋晴れ。素晴らしい一週間の始まりになりました。気持ちえいですね!
今日も鏡川を遡行、鴨の集団の朝食を眺めながら夜明けを楽しんできました。
写真は夜明け前の「要法寺(ようほうじ)」。先週金曜日のにっこりひまわりで、「要法寺町」の由来をご紹介しました。その要法寺町から1687年に移転して来たのが、ここ、筆山の麓ですね。爾来この場所に鎮座ましましております。
このお寺の前に、「海南自由党結成集会の地」という立札が建っちょります。1881年に「自由党」が結成されたのをうけて、翌1882年(明治15年)、ここ要法寺に県内自由主義派の代表百名余が集結、海南自由党結成集会を開催しました。党規約第一条は、「党衆ハ自由ノ主義ヲ執リ以テ社会ノ政良ヲ図ル可シ」と宣言しちょります。中心人物は、板垣と並ぶ自由民権運動の旗手「片岡健吉」ら5名だったそうです。
しかし、政府の集会を禁止する条例により翌々年の1884年に解散を余儀なくされたそうですね。
それから、この要法寺には、「桜井戸の水」という案内看板が建ってます。ここに、茶道界では日本三名水の一つに数えられた土州ー桜井戸の水が湧き出ておったのだそうです。ちなみにあとの2カ所は武州ー玉川上水、大和ー醒が井の水であります。
ここは、高知では「潮江の清水」とも呼ばれ、土佐の3名水の一つに数えられてもおりました。五台山の独鈷水、秦の泉、そして潮江の清水ですね。この「秦の泉」は、実は、ひまわり太郎の実家の脇の井戸がそうではないかとも言われちょるがです。