九反田橋はくたんだばし〔2043〕2008/11/18
2008年11月18日(火)晴れ!
昨日、鏡川の橋の「はし」と「ばし」についてお話しました。そこで、今朝はここ九反田橋。鏡川、最下流に架かるがが鏡川大橋で、その次がこの九反田橋。ここに刻まれちゅうように、「くたんだばし」と読みます。つまり「ばし」。昭和56年3月に鏡川大橋が完成するまでは、この橋が鏡川最下流の橋やったわけです。くたんだばしが。いや、結構「ばし」が多いがですな。ひまわり太郎、「濁り」を嫌うて「はし」が多いがやと思いよりました。
この九反田橋が架けられたがは、ここに刻まれちゅうように1964年6月。この年、10月10日からは東京オリンピックが開催されちょります。
ですきに、東海道新幹線も、東京モノレールも、全部この年に出来ちゅうのであります。
で、この年、プロ野球はセ・リーグが阪神、パ・リーグが南海の優勝で、大相撲では6場所中4場所、大鵬が優勝しちょります。強かったですね、美しかったですね、大鵬。ひまわり太郎3歳で、東京オリンピックを、家の新品の白黒テレビで観た記憶がかすかにあります。
鏡川大橋の完成が昭和56年3月と書きましたですが、実は九反田橋の一つ上流に架かる現在の雑喉場橋(ざこばはしーここは「はし」)も、同じ昭和56年3月の竣工で、その上流の現在の潮江橋は昭和56年4月の完成となっちょります。ひまわり太郎、東京で学生をやりゆう時分で、知らんかったがですけんど、その当時に一気に架け替え工事と架橋工事が行われよったがですな。そう言えば、高校卒業の前、鏡川界隈は工事だらけやったような記憶もあります。
あれから27年。まだ、その時に架けられた橋は上等舶来。新品みたいに見えます。が、44年経過するこの九反田橋は、その長い年月の風格が醸し出されちょりますな。