南国工場から上岡山を眺める〔2016〕2008/10/22
2008年10月22日(水)晴れ!
今朝は早朝から南国工場。物部川の畔のひまわり乳業主力工場。ここの排水処理施設の上からはこのように物部川の美しい姿を見ることができます。向こうに見える青い橋は国道55号線の橋。その向こうに、いっつもご紹介する上岡八幡宮の山が見えます。川沿いに、突然ポッコリという感じで盛り上がっちゅう山、上岡山。昔から、あの山には絶対になにかの信仰の対象がある、と感じちょりましたが、やっぱしそうでした。上岡山は昔は神岡山。
以前のにっこりにも一度書きましたが、この山には、石の船に乗った神様が河内からやって来て降りた、という伝説があります。
そして野市から香我美町方面にまた飛んでいって現在の天忍穂別神社、通称石船神社に降りたち、鎮座されたということ。
調べてみますとその石船に乗った神様はニギハヤヒノミコト。天照大神の孫で、物部氏ゆかりの神様。ここは物部川。石船神社は延喜式内社で、物部氏によって祀られたとされちょりますきに、あの小山の神岡は、こぢゃんと古くから信仰の対象になっちょったことは容易に想像できます。
石船神社には、境内の裏手に巨大な舟型をした自然石がある、ということですきに、いっぺん行ってみんといかんです。
以前、子供の頃にこの小山を見て考えよったがは、あそこは何かの古墳に違いない、という妄想。第一印象でピンときちょりました。古い信仰の山であると同時に、もっと昔から何かこぢゃんと大切な場所やったような気がします。たぶん絶対にそうです。