はりまや橋、とでんの無い風景を浜幸様5Fから〔1586〕2007/08/19
2007年8月19日(日)今日も暑いです、まっこと
関東からあっちの方面は暑さも一段落みたいですが、こっちはまだまだですな。今日もこぢゃんと暑い暑い一日になりました。今朝の高知市の最低気温も28℃を超えちょったようで、皆さん無事お過ごしですか?
さて、ここははりまや橋交差点。北西の角にございます、お菓子の浜幸様本店の5階の窓から撮影してみました。浜幸様、明治の頃はこの場所に店を構える呉服屋さんですが、芸術的天分に恵まれた方が多く、色んな変遷を経て現在は高知県随一のお菓子メーカーとして活躍していらっしゃいます。で、はりまや橋のお店はその原点。以前、この5階の窓から外を眺める機会がありまして、この風景を見てから、今の内に一度この景色をご紹介したいと思うちょりました。
そう、土電西武の無い風景。この斜向かいにございます空き地、ここは、西武百貨店高知店のあった場所。在りし頃の風景は、何度かこのにっこりでもご紹介しちょります。高知西武の前はとでん西武。地元の土佐電鉄との資本提携で運営されよったデパート「とでん西武」。そしてその前、ひまわり太郎が高校生になる前くらいまでは「土電会館」というデパートでした。
1階部分の東の方は土電のバスのターミナルになっちょりまして、待合室もありました。その最期の日、2005年11月10日のことは、にっこりでも感傷的に伝えちょりますきに、ご覧になって頂ければ幸甚です。あの西武の建物が取り壊されて、またダイブ経ちましたですな。この空き地、大阪のディベロッパーさんが開発して商業施設になるとのこと。そんなに変わっていくがでしょうかね。
この、浜幸様の窓は、移りゆくはりまや橋交差点の姿を映し出す最高のスクリーン。感慨深いものがあります。この交差点の一角に何にもない風景というのもすごいです。これからどうなっていくのか、また、その移り変わりをご紹介していきますね。