柳原、新しい若い柳は台風5号にも無事でした〔1570〕2007/08/03
2007年8月3日(金)曇ったり降ったり
昨日は台風でした。午後、豊後水道から九州へと台風5号が通過していきまして、高知もかなりの風雨となりました。が、雨は思うちょったほどでもなく、ほっと一息、といった雰囲気の高知市内でございます。けんど、風は結構エラかったですね。昨夜から今朝まで、長時間にわたって強い風が吹き続けよりました。
今日は、まだ台風の雲が残っちょりまして、時折雨が落ちて来よります。ここはいつもの鏡川。
雨がメッソなことなかったお陰で、鏡川も濁流にななっちょりません。前回の台風4号の際には冠水したここ柳原も、今回は無事で、静かな朝を迎えちょりました。
7月17日のにっこりで、その台風4号の強風で倒れた柳の木をご紹介しました。あの時、あの柳は復旧可能ではないか、という見通しを述べましたが、復旧はされずに新しい若い柳の木が植えられることになりました。写真が、その新しい柳。しっかりと補強され、今回の台風にもビクともしちょらんみたいです。こうやってしゅっとメンテナンスされる柳原。高知市のみどり課さんも頑張っちゅうがですね。
この対岸に、潮江天満宮参道の森が見えよります。参道と鏡川の間の土手に、大きな樹がたくさん植わっちょります。その土手、その昔、決壊寸前になったがを覚えちょります。ひまわり太郎が中学生の頃やったでしょうか。台風で増水した鏡川は、あの土手を越えて向こう側の参道の方へ溢れ始め、消防の皆さんが土嚢を積んで一生懸命それを防いだことがありました。テレビで中継されよったので、はっきり覚えちょります。もうちょっと増水したら土手の向こうの潮江地区はボッタリショと鏡川の一部になってしまうところやった様です。が、消防さんの懸命の努力で、防ぎきったがやったですね。高知は雨の多い土地柄、水防には昔から知恵と労力を使うてきた長い長い歴史があるのであります。