栴檀の花が咲きました〔1482〕2007/05/07
2007年5月7日(月)曇りのち晴れ
やっと大型連休も終わり。小鳥さえずる爽やかな月曜日ですが、皆様お元気で出勤しましたですか?
今朝もいつものように鏡川のひまわり太郎です。こないだ、天神大橋北詰の栴檀(センダン)の花が咲きかけちゅうのをご紹介しました。で、今日は、天神大橋南詰の栴檀をご紹介しましょう。この樹はかなり大きゅうございまして、土手や橋からもかなり目立ちます。緑の葉っぱの間に薄紫の雲がかかったように見えるのが栴檀。花に近寄って見てみると、このようになっちょります。5枚の花びらを広げた直径は1cm~1.5cmという可愛い花です。その花が群れて咲くので、少し離れて見ると薄紫の雲のように見えるがです。
「栴檀は双葉より香ばし」ということわざに出て来る栴檀は、何度も言いますが、この栴檀のことぢゃ無うて白檀(ビャクダン)のこと。白檀は、まだ小さい双葉の頃からいい香りがするので、優れた人物はちんまい時分からやっぱしどっか優れちゅうもんぢゃ、ということを言いたいがでしょうね。
ことわざで思い出したのが、先日「一初」をご紹介したときに触れた「いずれアヤメかカキツバタ」。よう似いちゅう花です。で、似いちょって区別がつかん、または、どっちも美しいので選びにくい、てな場合に使うことわざのようです。この「いずれ」という単語は、「どちら」みたいな意味の「いずれ」ながですが、「将来、いずれ」という意味の「いずれ」と勘違いしちゅう方もいらっしゃるようです。で、このことわざの意味を、今はパッとせんけんど将来はアヤメやカキツバタみたいに美しゅうなるだろう、という風に勘違いしちゅう方、いらっしゃいますよね。ホントの意味は違いますきに、覚えちょきましょう!