潮江天満宮の輝く参道とネコ〔1444〕2007/03/30
2007年3月30日(金)晴れました!
昨夜、街をろいろいしよったら雨が降り始めました。明け方にかけてちっくと降ったみたいです。今朝も曇っちょりましたが、時間の経過とともに晴れ上がってきまして、光り輝くキレイな朝になりました。
昨日こぢゃんとヌクかったもんですきに、桜も一気に咲き始めましたですね。昨日の朝と今日の朝では、明らかにはっきりくっきり違います。鏡川沿いでは5分咲きくらいになはっちょります。この週末、皆さんはお花見でしょうか。
ここは今朝の潮江天満宮参道。
まん中に縞のネコさんが狛犬のような格好で鎮座されちょりまして、朝日に輝く参道が美しゅうございます。妙に奇麗な写真が撮れたので、今朝はこの風景にしてみました。
この参道は、向こうの端は天神大橋南詰め。その向こうの土手に植わっちゅうツツジが花を咲かせ始めちゅうので、その写真を今朝のにっこりにしょうかと思いよったがですけんど、妙にこの写真が気に入ってしもうてこちらにしました。
この参道は鏡川南岸の土手に並行しちょります。土手の対岸は唐人町。鏡川の堤防上に細長~く続くのが唐人町。秀吉の朝鮮出兵の際、長宗我部元親さんが朝鮮慶尚道秋月城主朴好仁さんたち30名を連れて来て住まわせたのが唐人町のはじまり。朝鮮での豆腐造りの技術を持っちょったので、ここで朝鮮風の豆腐をつくって販売する特権を与えられ、それがずうっと後世まで続いたのであります。
寛政4年(1792年)の町屋図では、この対岸から現在のグランドホテルさんの辺りまでの土手に、何と26軒の豆腐屋さん。あとは5軒の紺屋さんとその他のお店。屋号では何の商売かは判らんです。その後幕末から明治、大正、そして戦前まで、ここにはたくさんの豆腐屋さんが立ち並んじょったとか。朝は豆腐の香りが立ちこめちょったことでしょう。