高知医療センターのモデルルーム公開〔143〕2003/09/06
2003年9月6日(土)快晴
今日も気持ち良く暑いですね。牛乳やさん大喜び。晩の生ビールが楽しみです。
さてさて、一昨日のにっこりにも書きましたが、昨日今日明日の3日間、高知市池地区に建設中の「高知医療センター」で、病棟及び診察室のモデルルームを一般公開しております。県立中央病院と高知市民病院が統合してできる、高度医療と患者さん本位のサービスを目指す新しいタイプの自治体病院ですね。
ひまわり太郎も早速見学に出かけてきました。いやいやすばらしいですよね。随所に患者さんを中心に考えた工夫が見られ、感心してしまいました。
病棟には、テレビ、インターネット、院内情報を見られる複合モニターが置いてあり、部屋には患者さんの名前を貼り出してません。面会に来られたお客さんでも、患者さんが逢いたくなければ受付でお引き取り頂くことができます。
写真は診察室のモデルですが、ご覧のように、電子カルテやレントゲン写真、CTなどの画像を、医師と患者さんが同じ視線で同じ距離から見て、診察を進めていきます。右手で患者さんに見えないように隠しながら、患者さんにはまったく読めないドイツ語の文字を書いてカルテを作っていたのと比べますと、何と言う違いでしょうか。
再来年4月開院を目指して工事が進む高知医療センターですが、パンフレットの一番上に書いてあるのは、「患者さんが主人公の病院をめざして」という言葉です。すばらしい考え方ですよね。