松山の椿まつりは圧巻でした〔1410〕2007/02/24
2007年2月24日(土)松山は晴れたり曇ったりぞなもし
こないだのにっこりでお話しましたとおり、松山の椿神社では、今日から3日間「椿まつり」となります。800軒の露天が立ち並び、50万人以上の参詣客が訪れるという四国最大級の神社のお祭り「椿さん」。今日は、そこへ行っちょったので、高知へ帰ってくるがが遅うなり、夜10時を過ぎての更新になってしまいました。いやいや、遅うなったですな。
写真は、神社の楼門から、東の参道向いて撮影したもの。手前でJr.1号2号が感心しながら雑踏を眺めよります。この道路の1km向こうに国道33号線がありまして、そこまで、ご覧のように露天が並んじょります。
初日の朝の風景がこれですきに、盛り上がりを見せる夕方とかはどんなにかすごいことでしょう。
この神社、正式には伊豫豆比古命神社という名称で、神社の由緒書によれば二千年を超える歴史を持っちゅうとか。で、まだこの界隈が貨幣による経済になっちゃあせん時分から、この国の人たちが、ここで祈りをささげた後、大きな椿の木の下で「海の幸」と「山の幸」を交換したり情報交換したり、ということをしよったのが、この盛大な椿まつりのはじまりはじまり~っということらしいです。今では、毎年、旧暦の正月8日を挟んだ三日間の開催。そんな訳で来年は平日の三日間になるみたいで、今年来ちょってよかったです。
これだけお店が並ぶと、高知の天満宮の縁日とかではお目にかかれんようなお店も出ちょります。シャンペンタワーみたいにチョコレートを垂らし、それにバナナとかのフルーツをつけて食べるやつとかが不思議でした。中でも一番不思議なやつは「イタリアンスパボー」。店の飾りつけは白と緑と赤のイタリアン。で、スパゲッティの麺をフライして、いろんな味付けをしちゅうという食べ物で、長さ15cmくらいの細長いまっすぐな棒(これがスパゲッティ)が紙コップに十数本入っちゅうという代物。それから、高知では「玉子焼き」と呼ばれるカステラ菓子は、ここでは「東京ケーキ」という名前で、どっさりお店がありました。写真にある「えんぎあめ」は懐かしいですね。昔と変わりません。そして、懐かしいといえば、「あめ細工」のお店が一軒ありました。おじいちゃんの職人さんが、手際も鮮やかに色んな動物をアメでこさえていくのは圧巻。これ、昔、よく見ました。これも懐かしかったです。これぞ日本の祭り、日本の文化ですね。