高知医療センターの朝日〔141〕2003/09/04
2003年9月4日(木)快晴
今日は高知へもんて来ちょります。9月というのに夏真っ盛りで嬉しいですね。あんまし気持ちがえいので、今朝は高知市東南部の池地区まで遠征しちょりました。往復約10km。写真は、その池地区に現在建設が急ピッチで進められている「高知医療センター」です。
高知県立中央病院と高知市民病院が統合してできる、高度医療と情報開示型運営を目指した新しいタイプの総合医療施設になります。建設から運営に至るまでを民間に委託するPFI方式を採用し、コスト削減とサービスの向上を図ります。再来年の春にOPENするとのこと。楽しみですね。今日の高知新聞に出ちょりましたが、明日から3日間、10:00から16:00まで、診察室や病棟のモデル室を開放、見学会を開いてくれるそうですので、ご興味のある方は行ってみてはいかがでしょう。
右手に少し見えている丘は「池城跡」。室町時代に土佐の守護職を務めた細川氏の流れを汲む池豊前守頼定が、戦国時代末期に城主として君臨しました。長宗我部元親の父である国親が勢力を増大させてくると、情勢は次第に緊迫してきます。池豊前守頼定は国親の勢力を恐れて降伏の意向を示しますが、家臣達の強い反対にあい、長宗我部勢と対峙します。細川氏を後ろ楯とする池氏を攻めあぐねた国親は、頼定の息子に時分の娘を嫁入りさせて和議を結び、実質的には服属させてしまいました。
現在でも、城郭跡と空堀跡が残されています。