桂浜の美しい夜明け〔1316〕2006/11/22
2006年11月22日(水)晴れちょります
今朝もヌクいですね。穏やかな朝の高知市内。
昨夜、桂浜で、80名くらいの皆さんと宴会しよりました。高知で言うところの「お客」。浜にしつらえた、篝火に囲まれた宴会場で夜も遅うまでホゲよりましたです。例年ですと、外での宴会はこぢゃんと冷やい季節ですが、昨夜は上着も着ずにお客しよりました。ホントにヌクいです。で、なかなかエイですな、桂浜での「お客」。キチンとした皿鉢料理と、浜で焼いた高知の干物やら長太郎貝やら。うまかったです。ホントです。
今朝は早朝から、夕べ撤収しきれんかった一部の宴会道具を取りに桂浜まで行っちょりました。まず、まだ真っ暗い浦戸城天守跡へ。こないだの功名が辻で一豊夫婦が海を眺めよった場所ですが、今は木が生い茂って周囲を見晴らすことはできません。城八幡と山祇神社の祠がおごそかに鎮座しちゅうのみです。
戦国時代、長宗我部元親さんによって築かれたお城で、石垣とかが残っちょります。かなり立派なお城やったみたいです。この天守台の山、展望台建設のために一部取り崩されちょったりします。無茶なことするもんですね。本物を大切にする心が無いのは本当に残念なこと。何を作っても、本物の迫力に敵うものはない、ということを知らんといかんです。龍馬を見に来る観光客のために浦戸城の天守台を切り崩す、などということが有っちゃあならんですね。
城八幡にお参りした後、浜へ下りて道具を車に積み込み終わったら、丁度太平洋からお日様が昇り始めました。桂浜から見る太平洋の日の出。心洗われる景色ですな。