ここに南国橋が架かっちょったと思います〔1268〕2006/10/05
2006年10月5日(木)ちっくと雨模様
朝からちっくと雨模様の高知市内。静かな秋雨が落ちて来よります。
ここは今朝の鏡川、柳原です。山内神社の東から川縁へ下りて来た辺り。そこから南向いて撮影してみました。対岸には龍馬スタジアム、その向こうに筆山が見えちょります。
左の白黒写真は、この界隈に昭和54年頃まで架かっちょった「南国橋」が架けられた昭和28年の高知新聞の写真。工事完成の渡り初めですな。元々、同じ場所に、昭和12年、初代「南国橋」が架けられました。
土讃線全通記念「南国土佐大博覧会」のメイン会場が今の龍馬スタジアム界隈で、そこへ渡るためにつくられた朱塗りの立派な橋やったそうです。が、鏡川の増水で何度か流失、この左写真の橋が最後の南国橋になりました。ひまわり太郎も子供の頃ビッシリ渡りよりました。欄干がひっくかったですね。
その橋の痕跡が残っちゃあせんろうかと思うて川をのぞき込みよりましたら、コンクリートの大きな四角い塊がいくつか転がっちゅうがを発見しました。全然見当はずれかも知れんですが、ひょっとしたらそうかも知れません。橋の残骸かどうかと言えば、たぶん違うとは思いますが、橋が架かっちょったがは、確かにこの辺りやったと記憶しちょります。いや、確かにこの辺りです。場所はたぶん間違いないです。左写真の筆山の形と右のやつ、似いちゅうと思いませんか?
この南国橋を南へ渡って右へ行くと「こどもの国」の入り口がありました。左へ行くとトランポリンやったですね。