秦山西麓、王子神社〔1194〕2006/07/23
2006年7月23日(日)降ったりやんだり
昨日は九州で大雨。日本国中でお天気がおかしゅうなっちゅうがは間違いないですな。はようにカラっと晴れ上がって欲しいところ。
そんな中、ひまわり太郎は実家のある秦泉寺(じんぜんじ)、高知市の北部にある秦泉寺に来ちょります。秦泉寺には、中学高校の時代に住みました。それ以前はいつもご紹介する高知市南与力町に住みよりましたが、じいちゃんばあちゃんが秦泉寺に住みよったので、しょっちゅう泊まりに来よりましたですね。
その頃は一面の田んぼで、のどかな田園地帯やったがですが、今や大きな道路が通り、ドデカイショッピングセンターが近くにでき、住宅が立て込んでこぢゃんと趣きを変えました。
そんな住宅の中に、ご覧の「王子神社」は静かに鎮座されちょります。実家の氏神様は、ここ王子神社。天照大神をオマツリする古いお社で、昔からここ西谷地区の産土神として尊崇されてきたお宮さん。このお宮さんは、高知市の里山条例指定第一号の「秦山」の西麓にあります。ちなみにひまわり太郎実家も同じ秦山の南麓。この山には、戦国時代「秦山城」というお城がありました。この山の東麓には、秦泉寺廃寺跡があります。土佐でも有数の古さを誇る大きな大きなお寺の跡で、白鳳時代のものと言われちょります。
実家からこの王子神社へ来るには、南麓の道路から山沿いの小さな小径を通って行きます。小さな坂道を登って、そして下りますと王子神社。実はこの界隈から北山にかけて、たくさんの古いお宮さんや古墳がございますね。中高生の頃にはあんまし思わんかったがですが、今になって周辺を見回してたつくってみますと、なんとなく幽玄で神聖な雰囲気に溢れた場所がどっしこ。晴れた日にゆっくりたつくりまわってみたいもんですな。