佐川町、地質館、不動ヶ岩屋洞穴遺跡〔1096〕2006/04/16
2006年4月16日(日)晴れ!
今日は晴れちょります。ぬくいですな。
久々に佐川町方面へ行っちょりました。国道33号線で、高知から50分ほど車で走った所。ここには「佐川町立佐川地質館」というすぐれものの施設があります。以前にも一度行ったことがありますが、ここには珍しい化石や鉱物がこぢゃんとどっしこあるので、勉強になります。何でここに「地質館」があるのかと言うと、ドイツのナウマンさんという博士(ナウマン象の名前で有名ですな)がここの石灰層に注目し、ここから日本の近代地質学が始まったとされちゅうきですね。
佐川町の隣の越知町には平家落人伝説のある横倉山がありまして、そこにはシルル紀という日本でも有数に古い地層が眠っちゅうがです。どのくらい古いかと申しますと今から4億年以上前。
ひまわり太郎は三葉虫が結構好きです。立派な三葉虫の化石を、一緒に行ったJr.2号と覗き込みよりましたら、学芸員さんのおんちゃんが話しかけてきまして、色々と詳しゅうに教えてくれました。そのおんちゃんが発掘してきた化石も、どっしこ展示しちゃあるそうです。アンモナイトの立派なやつは、高知でも少しは採れますが、北海道まで発掘に行くそうですね。いやいや、大小さまざまなアンモナイトのすごい化石を楽しめました。アンモナイトはオウム貝に非常に近い仲間。で、ここでは生きたオウム貝も飼育されよりまして、びっくりするくらい上手に泳ぎまわりよります。アンモナイトも、こうやって上手に泳ぎまわりよったことが想像できて楽しいです。
地質館の後、一度ぜひ行ってみたかった「不動ヶ岩屋洞穴遺跡」へ。佐川町の山の方にある、縄文時代草創期・早期の人が住んだ遺跡。県内でも、かなり古い部類に属する住居跡遺跡ですな。今から一万年ほど前。写真は、その住居洞窟の中から入り口方面を撮影したもの。洞口幅4m、高さ8m、奥行16mの大きな洞窟で、地面が平坦。ヒトが住みやすい条件が整うちょったがですな。ここからは、愛媛県側の縄文遺跡から発掘される土器と近似したものが発見され、愛媛県側ではここで見つかる暖海性の貝のペンダントが発見されたりしちゅうので、当時、交流があったことがようわかるそうですね。
ところで話は変わりますが皆さん!
明日は何とにっこり連続3周年記念日なのであります。知っちょりました?いやいやビックリしましたね。さあ、一気に3周年から4年目へとなだれこんで参りましょう!