モスクワの管制センターでドッキングを見ました〔1081〕2006/04/01
006年4月1日(土)モスクワは曇り
今朝、万が一に備えて、ホテルの窓から撮影した写真でにっこりをアップしちょりましたが、無事、ソユーズドッキングの模様をレポートできることになりましたので、差し替えます。
で、ここは、モスクワ市郊外にあるロシア宇宙事業のミッションコントロールセンター。ここで、こないだ打ち上げられたソユーズが、宇宙ステーションにドッキングするところを見学しました。大きな画面に、全体のイメージをアニメーションにしたものが映し出され、右上の白黒映像が、実際の映像であります。これは、ソユーズの頭の部分についちゅうカメラから宇宙ステーション側を撮影しゆうところ。
この、宇宙ステーションの真ん中の丸い部分がドッキング口で、ここがゆっくりゆっくり近づいてきます。そして一発で見事にドッキング。その瞬間、この部屋(一階が管制室で二階に関係者や報道陣が居る大きな部屋)全体から大きな歓声があがりました。
この後、ソユーズの3名が宇宙ステーションへ乗り移っていくんですね。
こないだもお話しましたが、今回のミッションには、ブラジル人初の宇宙飛行士が乗り込んじょります。ブラジルでは、こないだひまわり太郎たちが生で見学した打ち上げの模様を、何とサッカーの試合の中継を中断してまで放送したそうで、その注目振りがよくわかります。今日も、たくさんのブラジルからの報道陣が詰めかけちょりました。
バイコヌールのホテルで、ブラジル人宇宙飛行士が宇宙で行ういろんな実験のミッションスタッフと一緒で、仲良うなっちょりましたが、このコントロールセンターでもまたまた一緒になりまして、お互いに「コングラチュレーション!」と喜び合うたりしました。うれしいですね。
さあ、これで今回の宇宙ミッションの重要案件は終わりました。今晩の飛行機で日本へと帰ります。本当に有意義で価値あるロシア、バイコヌール旅行となりましたですね。Jr.1号もからだ全体でいろんなことを体験し、色々と感じ取っているようです。
まだまだ頭がロケット状態で大変ですが、面白いヨーグルトをつくるという重要なミッションが控えちょりますので頑張らんといけません。明日は日本からお届けします!