横浜の漁港〔108〕2003/08/02
2003年8月2日(土)快晴
甲「こらどこぜよ。しょう、きれいながちがう。」
乙「横浜の港よよ。朝日がたいちゃきれいなろがよ。」
甲「横浜ち、おまん、東京行ちょったがかよ。ひとっちゃあ知らざった。ひっとりだあまって行て来てへこいのう。行く時は言いとうせや。」
乙「おんしゃあ、何言いよらあよ。東京の横浜やのうて孕の向こうの横浜よよ、瀬戸の手前の。」
甲「なんぜ。東京の横浜ぢゃないがかよ、なんちゃあぢゃない。けんどきれいなのう、まっこと。ほいたら向こうに見えゆうがが十津のへんかよ。」
乙「そうよよ。もうぴっとシモへ行たらこぢゃんち大けな造船のクレーンが見えよらあよ。」
甲「中央病院と市民病院が一緒になる太い病院ができゆうがもあそこらへんぢゃお?」
乙「あの山の向こう側よよ。」
A「これはどこですか?とてもきれいですね。」
B「横浜の港です。朝日がとってもきれいでしょ?」
A「横浜ですか。貴方は東京へ行っていたのですか。全然知りませんでした。一人で内緒で行って来て、ずるいですね。行く時には声を掛けて下さい。」
B「貴方は何を言っているんですか。神奈川県の横浜ではなくて、高知市の横浜地区ですよ。」
A「なんだ。神奈川県の横浜じゃないのですね。びっくりしました。しかしきれいですね、ホントに。それでは、向こうに見えているのが十津地区あたりですか?」
B「そうです。もう少し南へ行けば、とても大きな、造船所のクレーンが見えてきます。」
A「高知県立中央病院と高知市民病院が統合されてできる大きな病院もあのあたりですよね?」
B「あの山の向こう側です。」