朝峯神社の風鈴〔8176〕2025/09/03

2025年9月3日(水)晴れ!
まだまだ暑いねー。暑いので、涼しさを感じる場所へ行ってきました。そう。先日もお邪魔した朝峯神社さん。今月末まで「風鈴祭り」をやってて、拝殿前にはたくさんの風鈴。風が吹くと涼しげな音。いいねー、日本の夏は。もう立秋過ぎたけど。
朝峯さんのご祭神は、木花佐久夜姫命、瓊瓊杵尊、大山祇命。その中でも重要なのが木花佐久夜姫命で、古来、安産の神様として尊崇され、また、酒造業の神様としても有名。延喜式内社であり、「三代実録」貞観八年(866年)に従五位下から従五位上に昇叙したという記事があることから、遅くともその時期には存したことはわかってるけど、創建は未詳。いや、この神社の背後に聳える介良富士は、その富士山のような山容からも、太鼓の昔から神が棲む山だったでしょう。
富士山信仰が入ってくるはるか昔から、恐らくは神様の山だった。
すごいのは、本殿裏の古い石段を上ったところに鎮座まします岩屋。こないだ、松原タニシさんと石段を上って拝んできました。久々の岩屋。高さ6mというチャートの巨岩は、見事な姿をしています。本殿横の通路に「この先ご祈願処は 男性の方のみお参りください」という立札があるのは、宜なるかな。松原さんも感動してました。
その岩は、絶えず水が湧き出して枯れることがない。「撮影はお控えください」とあるのも、宜なるかな。厳粛にして神々しい。
富士山のような介良富士に、そのような荘厳な巨岩。安産の神様にならない訳がない。そして、絶えず水が湧き出すので、酒造の神様にもなりました。
1000個と言われる風鈴には、それぞれ、お願い事が書かれています。先日訪れた時も、参拝客が途切れない。ほとんどが女性なのは、風鈴祭りだからなのか、安産の神様だからなのか。
そして、昨日も書いた、只者ではない宮司さん。
僕らがUFO事件のことなどを熱く語っているのを、冷たい涼やかな目で遠くから見ていた息子さんが、この風鈴のことを始められたとのこと。素晴らしい。そのお陰で絶え間なく訪れる参拝客。
調べてみると、小江戸川越の川越氷川神社とか、和歌山県海南市春日神社とか、日本各所の神社境内で行われてる風鈴祭り。
高知では、朝峯神社だ。
まだまだ暑い、9月。美しい風鈴に囲まれて、涼しい音を楽しむのも、また、いい。