下から眺める勝鬨橋〔8134〕2025/07/23

2025年7月23日(水)晴れ!
僕が初めて築地の本当の楽しさを体感したのは、2013年1月18日のこと。汐留から築地、月島、佃島界隈を走った冬の朝。偶然通りかかった築地場外の「きつねや」さんでホルモン丼を食べたのが、すべての始まりだったのでした。爾来、幾度も幾度も場外場内問わず、築地で朝食を食べてきた訳ですが、築地が豊洲へ移転してからの「場外」、特に「きつねや」さんの人気は凄まじく、今は早朝からすごい行列になってて、ちょっと、近寄れんなってしまいました。
そんな築地と月島を結ぶ橋が「勝鬨橋」。その2013年のにっこりに、その橋の成り立ちなど、詳しく書いてます。昭和15年(皇紀2600年)、月島で開催される予定で結局開催できなかった万博へのアクセスとして架けられた橋。そんな時代なので「勝鬨橋」。
まさか、その橋を下から眺める日が来るとは、思ってませんでした。
昨日。午前中の飛行機で東京へ。お昼から夕刻までビッシリと重要な会議。業界関係ですね。で、今回は、その会議終了後の懇親会が「屋形船」だったのでした。ビックリ。
浜松町の南、古川から乗船。まずはレインボーブリッジを眺めながらお台場へ、屋形船で食事しながらやけど、屋根の上にも上れるようになっていて、そこからの眺めが素晴らしい。このストリートビューの感じね。江戸の街に沈む夕陽が美しいねー。
お台場前で、1時間ほど碇をおろして係留。プカプカ揺られながらゆっくりのったりまったり。そして、隅田川を遡上していきます。勝鬨橋をくぐり、永代橋の手前まで。そこでまた船の上に出て、永代橋の向こうのスカイツリーを眺め、折り返し。
その帰りに撮影したのが、この中央の写真。勝鬨橋の、かつて橋を開閉する為の施設があった左右の建物が明るく輝いています。キレイやねー。
昭和42年まで開閉していた可動橋、勝鬨橋。半世紀以上開いていない勝鬨橋。再稼働したら、見物人がすごいことになりそうやけど。そんな勝鬨橋を下から眺め、古川へと帰ってきました。
思ってたより、揺れます。船に弱い方は覚悟が要るけど、とても素敵な屋形船でした。人は、やはり、水辺に惹かれるのでしょう。高知でも水辺の賑わいを取り戻したいねー、などと思った、江戸前の屋形船。