9640形、系、形〔8107〕2025/06/26

2025年6月26日(木)曇り
梅雨空の下、ヤマモモが赤紫に熟れてきました。本社棟2階窓の外には、熟れたヤマモモがたくさん。ただ、この高さになると収穫は無理なので食べれませんねー。
そして熟れたヤマモモの向こうを、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の下始発列車が通り過ぎてゆきます。9640形気動車だ。
昨日、E8系とかE954形とか書きました。「系」と「形」の違いって何なのか。以前にも書いたことあると思うけど、ここでおさらい。
一般的にJR とかでは、「形」は車両単体のことを指し、「系」は同じ形の車両を繋いだ編成のとこを言う場合が多いようです。ただ、一概にそのルールが適用されている訳でもないみたいで、AIはこんな説明になってました。なかなか奥が深い鉄道用語。
そんな訳で、土佐くろしお鉄道では1両で運用されることが多いし、多くても2両までなので「編成」もへったくれもない訳で、基本的に「形」が使われているのでした。そんな9640形。
土佐くろしお鉄道なので9640形である訳やけど、2002年、ごめん・なはり線が開業する際に土佐くろしお鉄道によって発注されました。標準仕様ではなくて、諸々の仕様が特注。2002年に10両、2005年に1両が導入されて現在は11両での運用。JR四国の1000形と連結可能で、JRとくろ鉄では相互に乗り入れしてますね。
9640-1Sと9640-2Sがオープンデッキの車両(富士重工)で、9640-3から5が富士重工製の一般車両、9640-6から10が新潟製作所製の一般車両。そして9640-11(新潟トランシス)はお座敷列車仕様のフルロングシート。
でですね、9640-5がモネ号、10が阪神タイガース号。そして現在、9640-4が「あんぱん」ラッピングになってます。と、言うことは。この始発列車は、9640-3,6,7,8,9のいずれかだ、ということになります。
で、少しだけクロスシートが写っていて、結露で見にくいけど、赤っぽいシートに見えなくも、ない。そうだとすると新潟鐵工所製なので、9640-6,7,8,9のいずれか、ということになる訳だ。どうでもいいですか?
以前にも書いたけど、使用される車両は毎日変遷します。運用の都合で。これはとさでん交通の電車も同じ。効率的合理的運用をする為に、ご苦労されているのでありましょう。
で、気になるのは9640-11。フルロングシートなので、お客列車のときなんかに使われてますね。この車両、貸切列車にもなります。こんな感じで。後免ー奈半利往復で65,650円也。と、言うことは、33人集めたら一人2000円で、あとはビールやお弁当を持ち込めばいい訳で、これならなんとかなりそう。
一度はやってみたい、ごめん。なはり線貸切のお客列車。
そう言えば、土電の「おきゃく電車」もしばらくやってないねー。
鉄道とお酒という、僕にとって2大フェイバリットが同時に楽しめるもの、そろそろ企画したいねー。いや、仕事もせんといけませんが・・