新改駅と新改と、梅津矢野セッション〔8104〕2025/06/23

2025年6月23日(月)曇り
昨日は結局、ほとんど降らんかったね。お日様も時折顔を出す、蒸し暑い蒸し暑い1日でした。僕は、JR土讃線新改駅から平山へ駆け降り、新改川沿いを新改発電所まで下って、大法寺の集落を駆け抜けて物部川へ。国道195号線に出て、最終目的地のTOSACO TAP STANDへ。
いやー、暑かった。蒸せました。気温も高いけど湿度も高くて、ちょっと走るだけで汗が噴出。でも、久々に大自然の中を気持ちよく走ってきました。TAP STANDで飲んだビール、とても美味しゅうございました。
平山は、休場ダムのダム湖が美しい集落。昨日の朝は霧が湖面に立ち込めて、実に幽玄な風情となっておりました。そこから新改川を下ると入野地区で、四国電力の水力発電所があります。そこから更に下ったところが、新改。
実は。「新改」という集落は、新改駅からはかなり離れた場所に存在します。新改川が平野に出る手前。段丘上の、少し広くなった場所が古くからの「新改」。
新改駅があまりにも秘境なので、ちょっと勘違いしてしまいます。なんで、あそこにつくられた信号場が「新改信号場」という名称になったのか。それは、明治22年に、元々の新改村や入野村、平山村などが合併して「新改村」となり、新しくできた信号場の場所も「新改村」だったから、でしょう。
昭和29年に「新改村」は土佐山田町に合併され、現在「新改」という地区名はここにしか残ってません。なので、新改集落と新改駅が、こんなにも離れてしまっている、という訳ですね。どうでもいいですか?
さて。全然話は変わります。僕が大学生の頃は、結構「フリージャズ」というものが流行ってきてました。とにかく有名だったのが山下洋輔トリオ。衝撃的でした。そのトリオでサックスを吹いてたのは、もちろん坂田明さん。すごかったねー。坂田さんは、5年前に県立美術館で開催された映画と音楽のコラボレーションに来られてて、観ました。相変わらずのご活躍。
で。そんな学生時代に、更に衝撃的に登場してきたのが「生活向上委員会」というちょっとふざけた、しかしアヴァンギャルドなフリージャズ系バンド。キーボードの原田依幸さんとサックスの梅津和時さんが中心になって結成されたこのバンドの登場は衝撃的で、変態7拍子は今でも口ずさんでしまいます。
その梅津さん、フリージャズサックスの名手で、僕のアイドルの一人な訳ですが、有名なのはRCサクセション、忌野清志郎さんと、ずうっと一緒に演奏してきている姿でしょうか。そう。あの、素敵なサックスを吹いているのが梅津和時さん。
その梅津さん、近年、よく高知へ来られてます。今回も、地元ではとても有名な素敵なミュージシャン矢野絢子さんとのコラボで演奏を聴かせてくださいます。絢子さんもすごいですきんねー。全国的に多くのファンがいらっしゃるけど、高知を拠点に活動しておられます。
そんなコラボライブが、こんな感じで開催される訳です。訳ですが。訳なんですが。
ちょっと、とんでもないことになってしまいました。宴会芸として始めたものが、こんなところまでやって来てしまいました。さて、一体どうなってしまうのか。ご期待なさらずに、乞うご期待!