汽車でおきゃく〔7990〕2025/03/01

2025年3月1日(土)曇り
3月になりました。2月はひやかったねー。100年前に戻ったかのような冷やさでした。3月はどうでしょう。高知では今日から「土佐のおきゃく」。晴れたらいいのにね。
で、僕はこれに参加してます。我らが「土佐くろしお鉄道」さんの企画、「サントリーバー&土佐の町家ひなまつりの大おきゃく」。
後免駅集合。で、くろ鉄ごめんなはり線で奈半利へ。汽車の中では、安芸市、安田町、田野町、北川村、室戸市の食材をつまみに「土佐鶴」「美丈夫」「安芸虎」「菊水」の試飲会。こんな感じ。
で、奈半利では、登録有形文化財でもある「濱田邸」のお庭で「サントリーバー」。料理は奈半利町の特選田舎料理だって。楽しみでしかないねー。お庭なので、降らないことを祈るばかり。
その「濱田家住宅」は、魚梁瀬の杉をふんだんにつかって建てられた立派な日本建築。ネット情報では、建築当時、濱田家は小作人を400人抱える大地主だった、とのこと。すごいね。
この中芸地区、藩政期には材木の積み出しと中継貿易で栄えた土地。なので、今も古くて立派なお屋敷が多く残っております。
旧家、名家が多いので、その家には立派な立派な雛人形がたくさん所蔵されており、この季節になると、雛人形を飾って観光に供しているのでした。
弊社創業者の吉澤八洲夫は、奈半利町の隣の田野町から高知市へ出て来て高知商業学校に通い、銀行員を経て、吉澤牧場を創業しています。吉澤家は地主でもなんでもないけど。
知らんかったけど、濱田家の娘さん、現在の御当主の妹さんは、中学高校の同級生でした。まさか、そんなお家の出とは知らんかった。その折のご無礼、お許しください(笑)、と言いそうになるくらいの豪邸みたいやね。
さて。昨日も書いたように、僕は汽車で飲むのが大好き。以前、土佐くろしお鉄道さんが「ビールdeトレイン」を企画した際にも、一人で乗りに行ってました。飲みにいってました。
今回は「土佐のおきゃく」の一環で、賑やか賑やか、
酔っ払わんうちに、今、このにっこりを大急ぎで仕上げてます。
ご承知の通り、地方の鉄道というものは、どこも経営に苦労してます。それぞれの方法で、いろんな努力を積み重ねて。今回のイベントも、そういった努力のひとつでしょう。もちろん、鉄道事業者だけではなくて行政も含めて根本的に解決していかんといかん、社会学の問題であることは論を俟たないが、こういった一つ一つの積み重ねも、大切だ。
取り敢えず今日は、飲み鉄本線ごめんなはり線を思い切り楽しみたいねー