立川、丹治川、椿さん〔7967〕2025/02/06

2025年2月6日(木)小雪模様
そんな訳で昨夜は松山。道後に泊まってきました。今日は忙しいので、ホテルを朝6時に出発し、松山自動車道、高知自動車道を走って帰ってます。ここは、立川P.A.。
昨日は国道33号線を走りましたが、県境付近はかなりの積雪で、ノーマルタイヤでは結構厳しい状況でした。高速道路は、もちろん慎重に運転はせんといかんけど、ほとんど積雪もなくて快適。川之江東JCTから徳島方面は雪の為に通行止めになっておるけど、高知自動車道は通れてます。道路にもほとんど積雪がない現況に鑑みて、今日のところは大丈夫でしょう。でもまだ週末にかけては油断ができない、この冬一番の寒波。
道路は平気やけど、パーキングエリアの周辺はこんな感じ。作りたくなるよね、雪だるま。これは僕の作品ではなくて、ここに誰かが作ってたもの。可愛いねー。
立川。たじかわ。
幾度も書いてきたように、現在は県道5号線になっている立川越えのルートは、藩政期には参勤交代の道でもありました。その歴史は古く、平安京遷都直後の795年に、それまで四国の西側をぐるりとまわってくるルートだった南海道が改められ、立川越えの道が整備されたことに始まります。爾来、国道32号線が吉野川沿いに通るまで、土佐から瀬戸内方面へのメインルートであり続けてきた立川越え。
で、高知自動車道ができて、再びメインルートの座を奪還した、ということになる訳だ。
795年の時点では「丹治川」と書かれて、たじかわ。
「丹」という文字がつく地名は各地にあって、どうやら水銀と関係するケースが多いですよね。この丹治川も、水銀と関係あったかもしれないね、などと思いつきました。古代、水銀は顔料とか防腐塗料とか薬とかに利用され、重宝されてきたので、ひょっとしたら関係あるのかも、知れません。まあ、ないかも知れんけど。妄想です。
昨日、松山へ着いたときに気付いたけど、この5日、6日、7日で「椿さん」やってるんですね。旧暦の正月8日を挟んだ3日間ということで、今年はなかなか早い時期。松山市内も、小雪がちらついたりしてるので、冷やいねー。四国最大の神社のお祭りで、露天の数も半端ではない「椿さん」。冷やいけど、賑わうんでしょうね。行く時間がなかったのがもったいない。
そんな訳で、今から立川を出て、帰ります。ああ、忙しい。これからの雪も心配やねー。