鏡川河口の夜明けと遠足〔747〕2005/05/02
2005年5月2日(月)晴れ
しかしまあ、昨日はよう降りましたね。まるで時化みたいやったですな。
うってかわって、今日はきれいに晴れちょります。気温もどんどんと上がりよりますね。ひまわり太郎Jr.達は本日遠足。いやいや、晴れて良かったです。
ここは、鏡川の河口部、鏡川大橋南詰めの東から眺めた日の出です。美しいですな。右手にはテレビ塔の建つ五台山が見えよります。
正面は、鏡川北岸に突き出る「中の島」という地区。九反田の東側で、細長く続いて先っぽは行き止まり。
その先っぽは、現在はガソリンなどの燃料の基地になっちょります。今、手元にある明治中期の地図によりますと、その頃のこの地区は「棒ヅツミ」と書かれちょりまして、何もない砂の堤が延びちょったがです。その北には堀川が流れ、堀川の北岸は「稲荷新地」。下(シモ)の新地とも呼ばれ、明治から昭和にかけて、高知有数の歓楽街になっちょったところです。
この写真を撮った鏡川南岸の土手をずうっと下って行きますと、高知港のフェリー岸壁に着きます。その岸壁のすぐ近くにあるのが「わんぱーく高知」という小さな遊園地。動物園も併設されちょりまして、こぢんまりとはしちょりますが小さな子供にはなかなか楽しめる施設。
で、ひまわり太郎Jr.達の今日の遠足は、ここ「わんぱーく」だそうです。小学校から全校生徒で歩いて行くがですね。結構な距離がありますから、一年生だけは、行き掛けは電車。あとはてくてくと歩いて行く遠足。
遠足とは本来歩くものでしょうから、この企画は素晴らしいですね。感心してしまいました。恐らくこの土手の上をワイワイと歩いて行ったことでしょう。目に浮かぶようです。