筆山からの眺望〔745〕2005/04/30
2005年4月30日(土)今朝も素晴らしく晴れ上がっちょります
今日は土曜日。連休中で、お休みの方も多いと思いますが、ひまわり太郎は会社へ来ちょります。今朝も早朝、夜明け前から鏡川界隈をいつものようにたつくって来ました。で、ちくと負荷をかけてみろうかと思い、筆山(ひつざん)を攻め登ってみました。その昔は潮江山とも呼ばれた鏡川の南に鎮座する美しい山、筆山。
3月11日のにっこりでもご紹介しました通り、この頂上付近の鬱蒼とした木々がきれいに伐採され、駐車場などからの見晴らしがこぢゃんと良うなっちゅうがです。高知の市内が全部見渡せるんで、ここへ朝の散歩に登ってくるヒトもだいぶ増えたみたいですね。
この山には、来年のNHK大河ドラマ「功名が辻」の主人公山内一豊さんを始めとする、歴代の土佐藩主の墓所がございます。北の麓から石段をちょっと登ったあたりですね。そのすぐ北側に「真如寺」という山内家代々の菩提寺があります。
写真左下が天神大橋、右端に建つ背の高い建物が、右から「ホテル日航高知旭ロイヤル」様、「トップワン四国」、「かるぽーと」ですな。高知にも高層の建物が建つようになりました。
古代、紀貫之さんが土佐に赴任しちょった時代には、このあたりは一面の海。向こうの四国山地の麓あたりまで海でございました。この筆山の北東界隈の地名は現在でも「塩屋崎」ですが、その名の通り、海に突き出た岬やったがです。