春紫苑とこどもの国ロープウェイ〔737〕2005/04/22
2005年4月22日(金)快晴!
素晴らしく晴れ上がった初夏の高知。今日も気温はかなり上がりそうですね。しめしめ。
さてさて、ここは鏡川、柳原橋の少し下流南岸、龍馬スタジアムのちっと西の植え込み。ここに可憐に咲いた春紫苑(はるじおん)を見つけました。この植え込みには、色んな植物が植えられちょりまして路行くヒトを楽しませてくれます。今、一番たくさん生い茂っちゅうのは「すずめのえんどう」ですね。葉っぱが小さいんで、「からす」じゃのうて「すずめ」やと思います。
で、今朝、一カ所だけ、ご覧の春紫苑が咲いちゅう場所を見つけました。
姫女苑とよう似いちょりまして、区別がつきにくいですが、姫女苑はもうちっと遅いですね、咲き始めるのが。それと、見分け方は、つぼみが下に向いて足れるのが春紫苑、上向くのが姫女苑ながやそうです。
春紫苑は、ご存知菊科、ムカシヨモギ属の、北アメリカ原産帰化植物。で、この名前の命名者は誰有ろう我が土佐の生んだ大植物学者牧野富太郎博士なんであります。春に咲く紫苑という意味。
ところでこの場所、まさに、その昔「こどもの国」があったところですね。昭和33年、南国博覧会開催を記念してできた遊園地でして、我々子供の頃のあこがれの場所でした。丁度、この写真の辺りから「森永ミルクキャラメル」と横に書かれたロープウェイが、対岸まで往復しよりましたね。たしか一回10円でした。