月の瀬橋界隈の思いで〔727〕2005/04/12
2005年4月12日(火)雨
よう降ります。春雨というにはちくとしっかりした雨脚の、もう梅雨やおか、てな感じのお天気になった高知県地方です。
ここは、昨日のにっこりで撮影した築屋敷(つきやしき)の対岸、月の瀬橋南詰でございます。向こうに見える橋は「柳原橋」。中央に「この先行き止まり」と書いた看板が立っちょりますね。柳原橋の300m程手前に、右側から神田川(こうだがわ)が流れ込んで来ちょりますので、この先が、三角形のとん先のようになった行き止まりになっちゅうがです。
ひまわり太郎が子供の頃の微かな記憶では、この三角形には家も少なく、土手の小径が先っぽまで延びちょりました。ここへ、我々追手前小学校のやんちゃグループが遠征して来まして、遊んだことがあります。名目は「蛇捕り」。そう、放課後、誰かの「沈下橋の向こうへ蛇を捕りにいくぞ!」という掛け声のもと、数人でここまでやって来まして、この辺りをたつくりまわりました。懐かしい記憶です。
蛇に遭遇することは出来ず、川縁で遊んで帰ったと思います。
ここに、当時から月の瀬橋は架かっちょったと思いますが、あんまし記憶がございません。どんなやったですかね。
以前にも申しましたが、橋の北岸が築屋敷(つきやしき)、南岸が河ノ瀬(ごうのせ)ということで、その二つの地名をミックスして「月の瀬橋」という名称がつけられたそうです。
写真右手の看板は、その命名者が月の瀬橋に寄せて歌った短歌。
月の瀬の 橋に想いの 道しるべ
清き流れに 水をたやさん