松山、石手川の桜〔722〕2005/04/07
2005年4月7日(木)曇り一時雨
今朝は松山。出張です。今から南予の宇和島方面へと出掛けるところ。
今朝は、松山市内を流れる石手川沿いを走ってみました。なぜかと申しますと、この石手川沿いは花見の名所であるからですね。たくさんたくさんお花見スポットがございまして、大勢の花見客で賑わう石手川界隈です。今日はあいにくのお天気で、静かなたたずまいを見せちょりました。
ここは、勝山通りを南下して石手川を渡り、南岸を少し西へ行ったところ。いや、ここだけじゃあなくて、この川べりには桜がどっさりなんですね。
唐突ですが、天照大神の孫、アマツヒコヒコホノニニギノミコト(通称ニニギノミコト)は、その昔、天照大神に葦原中国(アシハラナカツクニ)を治めるように指示を受けて日向高千穂の峰に降臨しました(天孫降臨)。そこで彼は、一人の美女に出会います。彼女の名は「木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)」。山の神オオヤマツミ(大山祇)の娘ですね。で、二人は結ばれ、その子孫がヤマトを統治していくことになるのでありますが(古事記参照)、この、木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)が、最初の桜のタネを富士山から蒔いたと言われちゅうがです。で、「さくやひめ」に名前から変遷して、この美しい花の名前が「さくら」になったと。美しい話ですな。
写真左はソメイヨシノですが、右手はもっとピンクの濃いやつです。枝垂れ桜みたいにも見えますね。その右手下を流れるのが石手川。
朝の松山市内でした。