高知医療センターOPEN〔702〕2005/03/18
2005年3月18日(金)晴れ
穏やかなお天気。春霞が高知市内を覆っちょります。
昨夜高知へモンて来ました。高知も昨日は結構降ったみたいですね。夜には晴れ上がり、オリオン座が美しかったですが、今日は霞がかかって春らしいお天気になりました。
ここはつい先日OPENした「高知医療センター」。高知県立中央病院と高知市民病院が統合し、全国で始めてPFI方式で建設、運営がなされゆう病院です。「患者さんを主人公に」を合い言葉に、インフォームドコンセントや治療説明を徹底、患者さんを待たせることにない病院を目指しちゅうそうですね。一階の喫茶はドトールさん、売店は広くてきれいなスリーエフさんと、民間に委託した運営が特徴。ひまわりさんの自販機ももちろん並んじょります。
しかしでかいでしょ?この病院。地域医療の一つのモデルとなることを目標に、関係者の努力でここまでこぎつけました。
一昨年、2003年9月4日のにっこりひまわり(バックナンバー15をご覧下さい)で、工事中の写真をご紹介しちょります。今は完成してご覧の威容。写真右下端には職員住宅となる建物も写っちょりますが、この規模だけでも半端じゃないですな。
ここは「池」という地区。有名な紀貫之さんの「土佐日記」には、ここ「池」に、都から下って来た身分ある人物の奥さんが住んでおり、紀貫之に時宜にかなった贈りものを届け、
浅茅生の野辺にしあれば水もなき池に摘みつる若菜なりけり
という風雅な歌を添えてあったことが嬉しそうに書かれちょります。もう田舎住まいは嫌になった、都にあこがれる貫之の気持ちが出ちょりますね。