大山祇神社と磐座〔597〕2004/12/03
2004年12月3日(金)見事な快晴!
今日もよう晴れちょります。師走に入って、街もなんとなく慌ただしくなってきましたね。
今朝は、とても静かな場所です。いつもの潮江天満宮の拝殿西の小高い所に、大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)が鎮座しちょります。にっこりでも何度もご紹介しちょりますね。写真右端、千羽鶴が祀られた小さな社が大山祇神社のお社でございます。その前には、ご覧のような巨石が祀られちょります。高さ1.5m、幅2.5mの巨石を中心に、大きな岩がいくつも固まって丘の上に鎮座しちゅうがです。
古来、巨石信仰というのは日本だけではなく世界中にありました。日本では、巨石に神が降りて来てそこに座ると考えられよりました。磐座ですね。磐座と書いて「いわくら」と読みます。日本中、いたるところに磐座は祀られちょります。
たしかに、まだ暗い時間にこの静かな小山に登り、正面に静かに幽玄に鎮座する大きな岩に向き合いますと、なんとなく厳かな心持ちになってくるのであります。
潮江天満宮の拝殿からいいますと裏山にあたりますので、ここまでやってくる参拝者も少なく、本当に静かな場所でございます。昼間でも、高い木々に囲まれて薄暗く、幽玄で落ち着いた空間になっちょりますので、ぜひ皆さんも一度参拝してみて下さい。拝殿右手からでも左手からでも登れるようになっちょります。