九反田橋界隈〔57〕2003/06/12
2003年6月12日(木)曇り時々雨
ひまわり太郎、電光石火で高知にもんて来ちょります。今朝は鏡川河口の鏡川大橋の上から、九反田橋方面を撮影してみました。写真ではわかりにくいですが、手前に九反田(くたんだ)橋、そのむこうに人の渡れない水道橋、そして雑喉場(ざこば)橋と並んでいます。
写真右手前が、江戸時代初期には湿地帯で、田んぼが九反しかなかったことから名付けられた九反田。その向こうが、生魚の公設市場が設けられちょりました雑喉場です。設けられたのは慶長期といいますから古いですよ、豊臣秀吉の時代ですね。
この辺りが、藩政期を通じて高知の食品流通センターだったわけです。現在は右端から「ホテル日航高知旭ロイヤル」様、高知市文化プラザ「かるぽーと」、高知一高いビルであるマンション「トップワン四国」と、高層ビルが立ち並んでいます。
この周辺を中心に、高知の文化的街づくりが進んで行くんでしょうね、これからは。
ちなみに、「トップワン四国」が完成した時は、文字通り四国で一番高いビルでしたが、一ヶ月ぐらいでもっと高いビルが香川県にできて追い抜かれてしまいました。でも名前はそのまま残っちょります。