龍馬マラソンと人間の善意〔5059〕2017/02/20
2017年2月20日(月)曇り
それにしても昨日の龍馬マラソン、良かった良かった。
市民ランナーにとって、コンディションは最高やったのではないでしょうか。昨年ほど、暑くはなく。風もそんなに強くなく。晴れ渡って景色は抜群。
県外のマラソンに数々参加してきた友人も、このマラソンはとても良い、と言うておりました。
夕方から同級生たちと葉牡丹で打ち上げ。葉牡丹、ランナーで溢れかえっちょりました。昨日は葉牡丹もひろめ市場も、満足感に浸るランナーたちの疲れきった身体を潤してくれていました。
1万人のランナー。半数ちかくは、県外からの参加。
必ず1泊か2泊しますので、コンベンションとしては凄いものがあります。まだ、徳島の方が参加者、多いようですが、徳島は大阪が近いですきんね。走った満足感で言えば、もっともっと、龍馬マラソンの参加希望者は増えてくると思います。スタッフは大変ですが、高知が、一つのイベントに一体感をもって取り組む感じ。良いです。
県外からは、飛行機で来たりバスで来たり、JRで来たり。でも、一番多いのは車でしょうか。流石に、ヒッチハイクで来た人は、居なかったかも知れません。この季節なので、雪が降ったりして交通機関がマヒする可能性もないではないので、お天気が良くて何よりでした。
ヒッチハイクと言えば、こないだ、身近な者が京都からヒッチハイクで高知へモンて来た話を書きました。吹田PAから、わざわざ淡路島SAまで乗せてくれた神対応の運ちゃんの話。日本も捨てたもんではない、と思わせる、良い話でした。
実は淡路島から高知も、実に素晴らしい神対応のおかげで帰って来れちょります。
淡路島SAで、玉ねぎラーメンを食べて腹ごしらえ。そして、高知ナンバーのトラックを探すも、もう遅い時間で、ほとんど居なかったそう。なかなか高知方面行きの車が見つからず、「高知」と手書きしたボードを横に置いてベンチで寂しそうに座っていたら。
ある女性が、声を掛けてきてくれたそうです。高知まで帰るので、乗って行きますか?と。
それだけでも素晴らしのですが、神は、ここから。
その方、なんと、高知へIターンでやってきたばかり。で、高知でかまえた家に帰るところだったのですが、その家は、芸西。
つまり。高知インターまでは来ずに、南国インターで降りなければならない。南国で夜中に降ろされても途方にくれるので、彼は、高知市内行きの車を捕まえるために、立川PAで降ろしてください、と言ったという。
ところが。それを聞いたその女性は、わざわざ、ホントにわざわざ、高知インターまで行って、家の近くの電車通りまで乗せてくれたのでありました。神。女神が、居たのであります。
そんなこんなの、皆さんの神のような善意に甘えながら、彼は高知まで帰ってきたのでありました。本当にありがたいこと。
昨日、龍馬マラソンでランナーに声をかける人たち。お互いに励まし合う選手たち。少しでも満足してもらおうと尽くすボランティアの皆さん。
人間って、素晴らしい。つくづく、そう思う。
全然関係ないですが、写真は、今朝4時過ぎの鏡川。潮江橋と雑喉場橋の間の北岸。ここ、こないだまで耐震護岸工事で通れんなっちょりましたが、いつの間にか、通れるようになっちょりました。雑喉場橋と九反田橋の間はまだ工事やってますが。
なので、久々の、この場所からの鏡川。工事の終わったばかりの堤防が、とても白い。