牧場まつりの、夏〔4862〕2016/08/07
2016年8月7日(日)暑いです
夏。真っ盛り。日曜日。
今日は、土佐山田の雪ヶ峰牧場さんの牧場まつり。毎年、この盛夏に、牧場周辺の皆さんや牧場に関係する皆さんを集めて、おいしいお肉を食べ、おいしいお酒を飲み、語らうお祭り。牧場主催の楽しいイベントでございます。
もう、やり始めて何年になるでしょうね。
まだ、高知に高知スーパーさんという量販店があった時代。高知スーパーは、高知に始めてできたスーパーマーケット。昨日、帯屋町2丁目にショッパーズプラザがあった、という話を書きましたが、それも、高知スーパーさんでした。
その南西、大橋通り。現在サニーマート毎日屋さんになっちゅう場所にできた高知スーパーが、高知で最初の本格的スーパーマーケットでした。昭和30年代のこと。
僕が子供のころは、大橋通りが高知市民の台所で、そこにできたスーパーの威力は絶大でした。いつも、母に連れられて買い物にいった、高知で最初のスーパー。
西側からも入店できるようになっちょって、その二階のところに軽食屋があったと記憶する。そこで、「ところてん」なる不思議な食べ物を生まれて初めて食べた記憶が、今も脳裏に残っております。もちろん高知風、かつおダシの、ところてん。
その高知スーパーさんが、夏休み、親子牧場体験ツアーをやり始めたのは、いつの頃だったか。僕が営業になった頃。もう、30年近く前か。
参加者は、大橋通りの高知スーパー前に集合。
受付を済ませ、バス二台に分かれて、南国へ。まずはひまわり乳業南国工場へと向かいました。
1台のバスでは、僕が、乳牛のことや牛乳ができるまでのことなどを説明。もう一台のバスでは、絵画の先生が、写生のしかた、考え方などを、説明。
そしてひまわり乳業南国工場を見学し、バスは一路、山田の雪ヶ峰牧場へ!
牧場は、びっくりするほど広大で、高知の平野も見晴るかす眺望絶佳。
頂上にしつらえられたバーベキュー会場で、まずは食事。すぐ横にはジャージー種の牛の群れ。
食事が済むと、牧場で遊び、そして写生。絵画の先生の指導のもと、子供達は、牛の写生にいそしみます。
その間、それまで設営やら食事の準備やらで忙しかったスタッフも、ビールを飲んだりしながら休憩。至福の時間でした。
その後は、交通機動隊による交通安全教室。白バイに乗せてもたっりして、子供達は大喜び。
雪ヶ峰牧場の敷地内に、交通機動隊の訓練場があるんですね。牧場主の好意で、立派なものができちょります。そんな関係で、機動隊の皆さんのバイクの模範演技をしたり、安全教室をしたり、白バイに乗せてもらったり。
その後、バター作り教室をやったりもしましたね〜。
いや、盛りだくさん。暑かったし、大変でしたが、楽しかった夏の日。
当時は、その、高知スーパーの親子牧場ツアーに合わせて、牧場まつりをやっていた。
僕は、頂上の牧場ツアーを途中で抜け出して、この、現在と同じ場所でやっていた牧場まつりにも顔を出しておいしお肉を食べたり飲んだり。
今は、あのような至れり尽くせりの牧場ツアーはありません。
しかし、牧場まつりは、単独で、このように続いています。広大な牧場で過ごす真夏の時間は、格別。Googleマップで見ると、こう。隣の高知工科大学や、土佐山田ゴルフ倶楽部と比較すると、牧場の広大さがよくわかります。地理院地図の、1974年〜78年という空中写真が、これ。
今日、牧場主さんに確認してみたら、この牧場を整備したのが、75年〜78年とのこと。丁度、開発しゆうころの写真がこれなんだ。
それはともかく。
あの牧場ツアーに参加した子供達も、今はもう立派な大人になっちゅうことでしょう。この風景を思い出してくれると嬉しいですね。
暑かった、あの、夏の日。