若宮温泉から新改駅へ〔360〕2004/04/10
2004年4月10日(土)快晴!
今日もよう晴れました。
先日一度ご紹介しました「若宮温泉」へ、今日も走って来ました。朝高知市を出まして、国分川沿いに北上、土佐山田町新改から国分川支流新改川に沿い、どんどんと北上、奥山まで入って走って行ったのであります。辺りに聞こえるのは鳥のさえずりと川のせせらぎの音ばかり。本当に素敵な自然が満喫できます。
坂道を駆け上って着いたところは、とてもヒトの少ない「ニューわかみや温泉」。この素敵な露天風呂にゆっくり浸かり、ゆっくりビールを飲み、ゆっくり休んだあと、ゆっくり歩いて新改駅まで戻って、汽車に乗って帰って来ました。もう最高です。
新改駅までは、若宮温泉から徒歩で約55分。この駅、一番近いヒトの住む集落まで1km以上ありまして、そこから駅につながる道は、この駅で行き止まり。こんな山の中の駅を見たことないですよね。誰が乗るんでしょうか。今日も、この駅から乗ったのは私だけでした。
写真は、この駅の風景。実はこの新改駅、全国的にも有名な「スイッチバック」の駅であります。X字に線路がなっちょります。写真左手前の線路が本線。特急などは、この本線を右の向こう側の線路方面に通過していきます。どんこうは、ひまわり太郎が座っている手前の方が駅になります。
勾配があまりに急なので、一旦停車した汽車が発進できなくなるのを防ぐため、勾配の小さい所へ一旦待避させるのが「スイッチバック」なのであります。
2時間に1本しかない汽車に乗り、高知まで帰ってきました。
汽車のなかで、土佐山田の駅から乗ってきて向かいに座った男子高校生の会話。
「汽車と電車の違いちなんぜ」
「線路の上にヒモみたいなががあるがが電車で、ないがが汽車よよ」
「まこと、この線路の上にはヒモがないねえ」
「ほんでこれは汽車よよ」
妙に納得してしまいました。