川の終点考〔3433〕2012/09/08
2012年9月8日(土)曇り
昨夜はかなり降りました。雷も鳴りよりましたので、今日の、Jr.2号が出場する試合、中止になるがやないろうかとやきもきしよりましたが、無事、やりました。中学生が一生懸命スポーツをする姿というのはエイですね、実に。大接戦、延長戦の末、負けてしまいまいたが、試合後に全員が泣きじゃくるがを見て、彼らの成長に胸が熱くなってしまいました。
さて、高知県営春野運動公園から県道をちょっと東へ行くと、某大手コンビニがあります。そのしゅっと東に小さな川が流れ、その橋にこのような表示板が張りつけられちゃあります。以前にも一度ご紹介しました。高知県認定の、芳原川終点。
川に終点があるのはこじゃんと不思議な感じがあります。芳原川は、こっから南、春野の沃野を流れ、甲殿川に合流して太平洋へと流れ込む川。水源は、写真の向こう、白土峠。
終点という意味は何なんでしょうか。どうやら、県が管理をする部分の、一番上流の地点を差すにかありません。想像するところ。真相は知りません。
このにっこりひまわりでは、この芳原川を含め、過去、合計4ヶ所の川の終点をご紹介してきました。きっかけは2005年7月9日。高校時代からの友人、Sくんと一緒に鏡川沿いを走りよって、教えてもらいました。江ノ口川の終点。実際は、どうやら鴻ノ森界隈が源流になるようですけんど、あの地点が終点。本宮町から旭、高知城の北、大川筋を抜けて国分川に流れ込みます。
そして4年が過ぎ、2009年10月7日、介良を流れる本江田(ほごだ)川の終点を突然発見しました。なるほど。終点があるがは江ノ口川だけぢゃあない。こんなところにも川の終点があったがや、と、いささか興奮しました。
で、探究心旺盛なひまわり太郎、これは、もっと終点があるに違いないと思い、その推理に基づいて発見したがが2009年10月16日の介良川終点。これは嬉しかったです。昔、フランスのルヴェリエが計算した予想軌道をもとに新しい惑星を発見したガレの気持ちは、こんな感じやったがやないですろうか。
さて、それまで発見した川の終点は、すべて、大合併前の旧高知市にありました。しかし、2011年10月26日になって、旧春野町で、ここ、芳原川の終点を偶然発見したのでありました。なるほど、旧高知市だけではなく、色んなことろに川の終点はあるのだ。
その終点は、川として流れ始める場所で、イメージとしては「起点」。ですけんど、敢えて「終点」と呼ぶところに、管理者の矜持を感じます。感じませんか?
と、いう訳で、あれから新しい「終点」を発見しちょりません。たぶんいっぱいあるがやろうと思います。もし、発見されましたらご一報ください。しゅっと見にいきます。