銀河鉄道ぢゃありませんでした〔2775〕2010/11/20
2010年11月20日(土)米子も快晴
てな訳で今朝は鳥取県の米子。昨日、高知までモンて来る予定やったがですけんど、朝の5時に高知を出発してひたすら運転し、島根県で仕事が終わったがが午後6時。4時間かけて高知へイヌる勇気と元気がなく、泊まってしまいました、米子に。
ここは今朝、夜明け前の米子駅前。以前にもご紹介したこのとのあるこのオブジェは、銀河鉄道999が、宇宙に向こうて発車していく場面を立体像にしたもの。とばっかし思うちょったら、実は違うらしいですね。
2008年1月17日とかのにっこりでは堂々と銀河鉄道999のオブジェです、と断言しちょりますが、実はこれ、山陰鉄道発祥の地を記念してつくられたモニュメントながやそうです。なるほど。何で空に向こうて行きゆうがかは謎でした。
さて、この空に向かう汽車の左手に金星が輝きゆうががわかりますでしょうか。空も明るうなってきゆう時間帯で、ちくと見えにくいですけんど金星。
こないだ、金星探査は旧ソ連の独壇場、てなお話を書いたばっかしです。が、ニュースでやりよりましたね、日本もいよいよ金星を探査します。金星探査機「あかつき」が、来月12月の7日、いよいよ金星の周回軌道へとチャレンジするのであります。一回こっきりのチャレンジですきに失敗は許されないとのこと。ドキドキしますな。
成功すれば、2年間、金星を周り続けてその大気とかを調査するようになっちょります。金星は地球とほぼ同じ大きさですけんど、大気はほとんどが二酸化炭素で、その温室効果によって地表はものすごい高温。
地球と金星は成り立ちが似いちゅうのに、何十億年も経過するうちにこんなに違いができてきたのは何故か。生物が生まれたことが影響しちゅうとも言われます。逆に言えば、金星を調べることで地球の生命誕生の謎に迫れるかも知れんという壮大な研究計画なのであります。素晴らしい。
米子駅前の、宇宙へ飛び立つ汽車と金星。こじゃんと絵になります。