雨、蛇の目傘、番傘、こうもり傘〔2577〕2010/05/06
2010年5月6日(木)小雨
今朝は小雨。いやいや、連休中は全然降らんづくとに、終わるやいなや降り始めるがは見事なタイミングですな。久々に合羽を着て、軽快に自転車をこいでの出勤となりました。
雨で思い出すがは「アッメアッメフッレフッレかっあさっんが~」ですが、この歌詞に続くのは「ジャッノメッでおっむかっえうっれしっいな~」。そう、この歌詞に出てくる傘は蛇の目傘。何の気なしに歌いよりますが、最近見んなりましたねえ、蛇の目傘。蛇の目傘とか番傘とか、ああいった和傘はなかなか風情があってエイもんですが、実用で差しちゅうヒトは見んなったですよね。着物姿の女性とかでも、こうもり傘を差しちょりますきに。
いや、この「こうもり傘」という呼び方も、もう死語に近いかも知れません。普通に「傘」と言えば「こうもり傘」とかの洋傘を表しますもんね。蛇の目傘とか番傘が、特別な傘ながですな。
蛇の目傘は、種類の違う和紙を貼り合わせた、丸い模様の傘で、その姿が蛇の目みたいやき蛇の目傘。今、蛇の目傘でお迎えに来てくれたらこじゃんとお洒落ですな。今は傘もあちこちに溢れ、忘れてもコンビニでしゅっと買うたりするもんですきに、雨が降り出したので傘を持ってお迎え、てなことも無いなりました。
蛇の目でお迎え文化が廃れてしもうたがは、なんとも寂しいことです。今の時代、蛇の目でお迎えが来たら、それこし、うっれしっいな~ですな。
ここは出勤途上の南国市田村。いつもの田んぼ道から南、空港方面を撮影しました。左端に管制塔が写っちょります。実はここ、大きい道路になるがです。この南に、高知東自動車道のインターができるので、その取り付け道路。こっから北はもう工事が始まっちょります。正面の森には無縁墓とかがあり、移設しますよ、という告知板がたてられちょります。ここをたつくりはじめた頃にはもう、あの告知板は立っちょりました。何で、あんな田んぼの真ん中の森を取り除くがやろうか、と思いよりましたが、道路になるがやったがですな。この風景も、もちょっとしよったら劇的に変わることでしょう。