田植えのすんだ住吉野で相撲を考える〔2533〕2010/03/23
2010年3月23日(火)降ったりやんだり
てな訳で今日は降ったりやんだり。春雨というにはちくと冷たいでしょうか。それでも桜は満開の高知県地方、季節は着実に移ろうていきよります。
ここは出勤途中の住吉野。この界隈は、田植えの終わった田んぼが広がっちょります。が、しかし。
出勤するがに、五台山、高須、介良、介良野、伊達野、住吉野、竹中、田村、と田んぼの中の道を自転車にて快走してくる訳ですが、田植えが済んじゅうがはここ、住吉野、そして伊達野の一部だけ。この連休に田植えするがかと思いよりましたが、まだ準備中やったがですね。
気温とか天候とか品種とか、色んな要素を総合的に検討して、田植えをするがでしょう。
通勤路の中で一番早く田植えが済んだこの住吉野、由緒ある住吉大明神が鎮座ましましちゅうので住吉野。正面の船岡山、新しい大けな外覆建物で覆われちゅうがが住吉大明神さん。あの白い構築物の下に、古い本殿が鎮座しちょります。
この船岡山、ビッシリご紹介しちょります通り、山とは言え残っちゅうがは外周のみ。こうやって見るとあたかも木々に蔽われた森のように見えますけんど、木々を外周だけに残し、内側は採鉱されて土の穴ぼこになっちょります。船岡山は元々は神様の住まう山やった訳で、その山腹に石段が築かれ、お宮さんが座っちょったがですけんど、おおかた採掘されてしまい、遂にお宮さんの下も掘られることとなって、今の姿になったがにかありません。新しゅう整地されたところの上に建つ本殿へ行ってみると、掘られた穴ぼこが見晴らせます。
そうそう。この住吉さんの話をすると欠かせんがが、このお宮さん、昔から奉納相撲がこじゃんと盛大で賑やかやったという話。山内の殿様も観に来たといいますきに、郡下でも最大級やったことでしょう。
お宮さんを中心に形成されちょったコミュニティでは、相撲大会は一大イベント。今の世の中に必要ながは地域コミュニティの濃密さ。であるとするならば、奉納相撲を各地のお宮さんで復活させ、大人も地区対抗で相撲をやったりすれば、地域が盛り上がり、濃密な結びつきになること疑いなし、ですよね。やりましょう!
ぜひ、ひまわり太郎も出場してみたいです、相撲大会。