紀伊半島南端から山へ〔2422〕2009/12/02
2009年12月2日(水)紀州は快晴!
今日の南紀はこぢゃんと良いお天気。今、南紀白浜の駅でこのにっこりを書きよります。昨日、大阪へ飛行機で飛んで、車の乗り合わせで和歌山県南部、古座川町というところまで行っちょりました。とにかく遠いです。紀伊半島最南端から北へ、つまり山の中へ小一時間走ったところにある古座川町。そこの平井という地区が、柚子の加工による町おこしで、かなりの成功をおさめつつあるがを見に行っちょったのであります。かなりの雇用も創出しちょりまして、働く皆さんがとにかく明るい。高知の山と同じく、林業で栄えた山間の村が、林業がなかなか厳しゅうなって、柚子の加工で産業興しをしょうとしゆう訳です。
この平井の里は、中心になる方々の熱意がすごい、ということがよくわかりました。やっぱしヒトです。大阪から4時間かかるという、東京よりずっと遠いこの町は、少しづつ、廃校になった小学校を卒業した若者が柚子加工場で働きにモンて来たりしよりました。ヒトに惹かれるがですね。
高知の山の町と同じような取り組みでライバルになるがですけんど、こんな交通の便の悪い山の町が積極的な取り組みをしゆうがを見ると嬉しゅうなりますし、刺激にもなります。
で、昨夜は、湯の花温泉古座川荘という宿に泊まりました。一緒に交流した色んな生産者の皆さんと、それぞれの自慢の商品を持ち寄っての大おきゃく。高知育ちの生姜ヨーグルトや乳搾りをした日がわかる低温殺菌牛乳ももちろん大好評。日本の農業、漁業の将来やら加工流通やらについて深夜まで熱く熱く語り合い、面白かったです。
朝は界隈をもちろんたつくりに行っちょりました。夜明け前の古座川、美しゅうございました。ひまわり太郎の正面に写っちゅう、川にせり出したユカシイ建物が古座川荘。心が洗われます。