久万川の「汽車」の鉄橋〔23〕2003/05/09
2003年5月9日(金)晴れ
今朝は少し気分を変えて、高知市北部に向かって走ってきました。写真は、薊野大橋という、2年程前に完成したばかりの大きな橋からの景色です。下を流れるのは、高知市北部を東西に流れて浦戸湾にそそぎこむ「久万川」。向こうの白っぽい橋はJR土讃本線の鉄道橋です。
ところでこの土讃本線、地元の方はご承知の通り単線ヂーゼルののどかな路線でございます。高知県内のJRはすべて単線ヂーゼルです。従いまして、高知県人は、通常、JRのことを「汽車」と呼びます。「汽車」で学校に通う学生さんを、「汽車通(きしゃつう)」と呼びます。高知で「電車」と言えば、土佐電鉄の路面電車のことを指します。
「こないだ、飛行機が取れんかったもんぢゃきに汽車で大阪へ行って来たぞね。まっことぞうもんだがちがう。」と、いうふうに、高知では普通にしゃべります。
んで、都会へ出た時に、新幹線などのJRを「汽車」と呼んで、周りの皆さんに怪訝な顔をされたりすることがあります。