台風接近! 加賀野井団地〔114〕2003/08/08
2003年8月8日(金)台風接近
高知県地方、台風10号が接近してきました。今日の午後から本格的に暴風雨になりそうです。皆様厳重に注意して下さいね。
さて、時折激しい雨が降り、風も少し強くなってきましたが、今朝は高知市北部から西部へ遠征してきました。地名で言いますと、秦泉寺から加賀野井、観月坂(みづきざか)を越えて福井から横内、塚ノ原から鏡川橋に出て、鏡川沿いに与力町まで戻ってきました。
写真は、加賀野井団地から高知市北東部方面を眺めたところです。この団地は、出来てからもう30年経ちますよね。高知市近郊で開発された住宅団地としては老舗の部類にはいります。
加賀野井という名前の由来は簡単。この山が、加賀野井さんという方の持ち物だったからです。すごいですね。個人の名前ですよ。この加賀野井さんは、江戸時代までは、桐間さんという姓でした。そう、土佐藩山内家の家老職を代々務めた桐間家です。
この桐間家、戦国時代には近江の国佐佐木氏に仕えた加賀野井内匠佐を祖とします。その3男茂兵衛が、若狭の国高浜に赴任してきた山内一豊に仕えることになり、関ヶ原を経て、一豊と一緒に土佐へ入部してきた訳ですね。
明治維新の後、桐間の姓を、昔の加賀野井に戻したのだそうです。