雨中の筆山、前頭前野〔5624〕2018/09/08
2018年9月8日(土)雨
昨夜から今朝にかけて、結構しっかりと降りました。今日も、洪水警報が発令されている程度には降る予報になってます。そんな雨の中、鏡川沿いから筆山を走ってきました。朝、6時くらい。こんなお天気なので、山中は薄暗い早朝。
昨日、お客様の業者会主催講演会で、テレビでお馴染みの脳科学者、澤口俊之さんの話を聴きました。いや、面白かった。脳の中でも前頭前野の重要性を説く、澤口先生。前頭前野が優れている人は、社会的地位や生涯収入において、そうでない人よりもかなりの優位性が証明されている、てな話。だからHQという指標が大切だ、と。
前頭前野を鍛える方法。それは、たくさんの本に書かれたりマスコミが取り上げたりしているいわゆる「脳トレ」など、あまり効果がない、と断言してました。そして、誰にでもできて効果がある前頭前野の鍛える方法の一番。それは、適度な有酸素運動なんだそうです。
毎日20分程度。無理のない範囲で、有酸素運動をする。すると、間違いなく前頭前野が活性化し、思考力や統率力などがUPする。これはもう、証明されているんだって。なるほど。
その他、色んな方法をお話ししてました。入社して一年以内に会社を辞めてしまう人は、HQが低い人が多い。管理職になっていく人には、HQが高い人が多い、などなど。
仕事の効率を上げるためのオフィスの環境なども、かなり研究が進んでいるらしい。最適温度は25℃で、27℃とか28℃設定で省エネしても仕事の効率が落ちるので、結局エネルギーを無駄に使うことになるから、省エネを考えても25℃設定が良いのだとか。でも、25℃だと寒くないですか?
仕事の効率を上げる為に、若い社員さんたちを3日間、大自然の中で過ごさせる、というプログラムがあるんだそう。人間は、緑の中で過ごすことで、脳をリフレッシュさせて活性化させる生き物なんだって。これは理解できる。3日間は無理でも、週に一回とか、大自然の中で過ごすと仕事の効率が上がる、というのは体験的に理解できますよね。
そんな訳で、今朝は有酸素運動と、緑の中のリフレッシュ。しかも、大好きな雨中RUN。これでもかというくらいのマイナスイオンだ。
今朝の筆山、キノコがたくさん生えてました。白いのが多かったです。ドクツルタケみたいなの。こんなのもありました。ドクツルタケかどうかわからんけど、まあ、食べるのはやめちょいた方が良さげな雰囲気満載のキノコがたくさん。朽ちた倒木にも、キノコ。
雨に弱い粘菌は、今日はよう見つけませんでした。
大自然の脅威に僕らは晒されて生きている。けど、大自然の恵み、大自然の美しさの中で、生きている。生きている、とは、大自然とともに過ごす、ということ。
有酸素運動と大自然体験で、脳が、前頭前野が活性化してれば嬉しいんですが・・・