東の空は、もう春が訪れました〔2773〕2010/11/18
2010年11月18日(木)快晴!
良いお天気。で、連日の真っ暗い写真で申し訳ございません。今朝は夜明け前、物部川の土手から東の方向を撮影してみました。会社の裏の土手の上。
画面下半分の真っ暗い部分には物部川が流れよります。このところ大雨も降らんので、清い流れになっちゅう物部川。向こうの灯りは香南市野市の灯り。朝5時ですきに、外灯とかだけの静かな灯り。その上の空に星がきらめきよります。
画面中央よりちょっと右、地平線の上に大きく輝きゆう星、これは言わずと知れた明けの明星、金星。そのしゅっと上にある水色の星はスピカ。画面左上にアークトゥルスが見えますが、スピカとアークトゥルスと、この写真には写っちょらん、もうちょっと上にあるデネボラで、春の大三角形。いやはや、もう春ですか。夜明け前の東の空には、もう春の風景が見え始めちゅうのでありました。
金星からまっすぐ上、画面上部には土星が見えよります。このにっこりで土星撮影に成功したがは今日が初めてやないでしょうか。
以前、ソ連の金星探査についてはビッシリご紹介しました。金星に探査機を着陸させ、地表の撮影とか分析とかをやったがは1975年頃から1981年頃までの間のソ連だけ。なんせ、二酸化炭素の大気は90気圧で、地表温度が400℃~500℃と言いますきに凄まじい。ソ連の技術、恐るべしですな。
土星探査はやっぱしアメリカ。最初は1979年にパイオニア11号が接近、そしてボイジャー1号、2号がかなり詳細な画像やデータを送ってきて、その解明がすすんだとされちょります。そして2004年のカッシーニ。これはすごいですね。アメリカの探査機ですけんど、欧州宇宙機関がタイタン着陸機ホイヘンスを搭載、タイタンに着陸させちょります。そして、このミッションは今もまだ継続中。
つまりあの土星では、まだカッシーニ計画が進行中という訳です。なるほど。
やっぱし宇宙はロマン。乳酸菌を宇宙に打ち上げた経験のあるひまわり太郎としましては、宇宙はロマンであり、夢であるのであります。