宮古島と石垣島〔2462〕2010/01/11
2010年1月11日(月)薄曇り
今日は成人の日。高知市では昨日式典をやりよったので、晴れ姿の娘さんは昨日、街に溢れちょりました。今日は静かな成人の日。
最近、日本の景気や消費の問題は、圧倒的に「人口問題」であると、いう本にハマっちょります。工業生産出荷高が多い地域が、消費などの減少に困っちゅうという興味深いデータもあります。すべてに一番元気なのは、実は沖縄県。観光や特産品などの販売が好調な上に移住者も多い。その中で、実は格差がありました。
大型旅客機が離着陸可能な空港をつくり、島と島とを橋でつないだりして都会風のお洒落なリゾート開発をした宮古地方は人口流出と観光客源。
中型機しか飛べん石垣地方は、都会風のインフラ整備せんかったおかげで、沖縄らしさを楽しもうという観光客が激増し、移住者も多いとか。あの南の島風味の猥雑さがエイみたいです。
ビッシリお話しゆうように、要はセンスの問題。何をもって感動してもらうか。
ここは今日の堀川。赤い船は観光遊覧船。また今度値段が上がって2000円になりますし、桂浜への片道料金も設定されちゃあしませんし、マイ遊バスとかとのセット販売もされやあしませんし観光案内所でも積極的にPRしやあしません。
龍馬伝で大人気の桂浜は今日も駐車場渋滞がおきちょりますが、はりまや橋から歩いてしゅっとのここ、堀川から出て桂浜へ行ける船は静かでした。
必要ながはお洒落な施設とか金をむしりとられる観光施設とかぢゃあありません。感動するコト、モノ、ヒト。これがすべてですきに、それに集中した考え方でやらんといけません。ヒトの面白さ、食べ物のうまさ、猥雑さは、まだ、高知にも残っちょります。これですよこれ。
この船、普段は酒を持ち込んで飲んだらいけません。それで高知の遊覧船と言えるがでしょうか。観光客さんはそれで高知らしさにビックリしてくれるでしょうか。
さあ、みんなで真剣にヒトくささ、猥雑さを体感してもらう方法を考えましょう。