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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

南嶺のマメホコリ〔7101〕2022/09/24

南嶺のマメホコリ

2022年9月24日(土)秋晴れ

今朝は、早朝に会社で用事を済ませてから、久々の南嶺RUN。今日の高知の予想最高気温は32℃と真夏並みやけど、風が涼しくなったので走りやすいね。山中走るとほとんど木陰なので、かなり、涼しい。筆山、高見山と縦走して鷲尾山に駆け上がるいつものルートで、とても苦し心地よかった。

筆山や高見山には墓参の方も多く、また、登山する人も走る人も。

いいねー、南嶺。気軽に大自然を満喫できる僕らは幸せだ。

 

今は、森の中で、石に座ってこのにっこり書いてます。鷲尾山から吉野の方へと降りる途中の、森。ツクツクボウシが、夏の終わりを感じさせてくれる森。森の中は、涼しいねー。山の上から吹き下ろしてくる風が少し肌寒いくらい。ビッショリかいた汗が、少し冷たい。

 

で、今日は粘菌も観察。今から4年ほど前、粘菌に結構ハマってました。山へ行くと、道端の枯れ木を眼鏡外して観察したりして。粘菌。いわゆる変形菌。その不思議な生態が、僕らを魅了する。かの博物学の巨人、南方熊楠が研究してたことでも有名な、粘菌。

どの辺の生態が不思議なのか。それは、「変形体」と呼ばれる時期はアメーバ状になり、単細胞の状態で核だけ増やして大きくなっていく。そのふるまいは、動物。そのアメーバ状態が止まると、今度は胞子嚢を持つ子実体へと成長する。そして、その胞子嚢から胞子を飛ばして繁殖する。その姿はまさしく、植物。そして飛び散った胞子はアメーバ状になり、単細胞の状態で核だけ増やして大きくなり・・・・

 

僕らの常識で見たら、動物と植物の間を行ったり来たり。アメーバ状のときは、あたかも知能を持っているかのように振るまうのがまた、マニアを惹きつけるんですね。

以前も南嶺で粘菌をいくつか見たことありました。でもしばらく、あんまし気にしてなかった粘菌。今日は、久々に少し気にしながらRUNしてみたら、あったあった。ありました。枯れ木に近づき、メガネを外して観察すると、オレンジ色の小さなものが、ありました。たぶん、マメホコリ。この界隈にいくつかのマメホコリ。粘菌の特徴として、その小ささがあります。子実体は、かなり、小さい。なので、今日はマクロ機能のあるコンデジを持って行ってました。慣れてないと、見逃してしまう小ささの、粘菌。

こんな動画がありました。この動画の3分44秒くらいから、アメーバ状の変形体から子実体に変わってゆくマメホコリらしきものが見られます。いや、完全に素人なので、嘘かもしれません。

 

この動画やこの動画には、粘菌、変形菌の不思議な姿が収められてて、楽しい。生命の不思議を、十分に堪能できますな。今日は、ツノホコリも観察できました。満足満足。

秋空の下、壮大な大自然の中を走りながら、微小な世界の生命の不思議を観察する。至福の時間。


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