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鳥居の移設に思う〔4992〕2016/12/15

鳥居の移設に思う

2016年12月15日(木)晴れ!

高知は良いお天気。昨日の朝、雨の東京で飛行機に乗り、到着したのは快晴の高知。気温も、東京よりは随分暖かく、やっぱし高知はエイな〜、と思いました。

昨日ご紹介したのは、穴守稲荷神社の一の鳥居の変遷。紆余曲折の果て、現在は、海老取川沿いに唐突に屹立する、鳥居。
鳥居の移設と言えば、ここ。いつもの野市、上岡八幡宮さんの鳥居。戦争遺跡でもある鳥居が、今年、移設されました。高知東部自動車道の建設で。

写真は、今朝、夜明け前の、移設完了した鳥居。戦争遺跡。
実際はまだ真っ暗いのですが、シャッタースピードを4秒にして撮影してみました。月明かりで、こんな明るい写真になっちょります。
4本の石柱。手前の2本は、幟を立てる柱。向こうの2本が、かつての鳥居の脚。太平洋戦争末期の米軍機による攻撃で破壊され、その、破壊されたままの状態で置かれてきた鳥居痕跡。足元には、鳥居の笠木や貫も、破壊された状態で置かれています。

こないだまで、この戦争遺跡は、この向こうの現在高速道路が建設されゆう、あの辺りにありました。この工事が始まった時、この遺跡も撤去されてしまうのか、と想像して残念に思っておりましたが、地域の皆さんや関係者の努力、英断で、このように移設され、残されることになりました。めでたしめでたし。

で、今朝の高知新聞。こないだ、「土佐の考古学最前線」という連載が始まったというのを、このにっこりでもご紹介しましたが、今朝は連載4回目。なんと、偶然にも、この上岡の戦争遺跡が写真入りでドカンと紹介されちゅうではないか。びっくり。
読んでみると、この戦争遺跡移設に際しては、なんと、発掘調査も行われたんだそうだ。すごい。19世紀中頃までの遺物に混じり、空襲で破壊された鳥居の破片などがみつかったとのこと。

今は、少し八幡様寄りに移設され、笠木や貫も、キチンと置かれています。今は草が多いですが、この道はかつての参道。
あの工事中の場所にあった鳥居をくぐり、この参道を歩いて、八幡様にお参りしていた人々。そんな風景が見えてきます。

穴守稲荷さんの一の鳥居は、撤去しようとすると様々な不思議な事が起こったと言います。なので、最終的にどうしても撤去せんといかんなった時、場所を替えて、立てることになった訳だ。
こういった、人々の思いが籠った遺物は、現在実用的でなくても、やはり、撤去してしまうのは躊躇われるもの。人間とは、実用的で合理的な部分だけでは、生きていない。

そんなことを教えてくれる、この、風景。


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