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時光石宮さんとお月様〔4265〕2014/12/19

時光石宮さんとお月様

2014年12月19日(金)晴れ!

ひやいですね。シビコオリます。例年の12月中旬は、こんなに冷ようなかったと思います。地球は様々な顔を見せてくれるのでありますね。
地球と言えばお月様。写真右上にボヤっと写っちょりますが、22日には新月になる、細い細いお月様。そして22日と言えば冬至。
もう、ネット等でも話題になっちょりますが、今年の冬至は新月。冬至と新月が重なるのを朔旦冬至(さくたんとうじ)と申しまして、19年7ヶ月に1度しか訪れない、という特別の日。

冬至は、太古の昔から、非常に重要な日でありました。その日からお昼の時間が長くなり始める、という日。農耕の文化が始まってから、その、お日様が長くなり始める日というのは、国家にとっても庶民にとっても特別の日、復活の日であります。一年の始まりでもありました。で、新月というのはもちろんお月様がここから大きくなり始める日、復活の日。月の始まり。
なので、お月様とお日様が揃って復活を始める日、という朔旦冬至は、目出度いどころの騒ぎではない訳だ。

ん?
毎年冬至というのは12月22日か23日頃やと言うのに、朔旦冬至は19年7ヶ月に一度やと?
今から19年7ヶ月後というと2034年7月ではないか。7月に冬至はない。
実はですね、19年7ヶ月というのは太陰暦でのこと。太陰暦ではお月様の満ち欠けで1ヶ月とします。なので、新月は、毎月1日。冬至は、毎年11月1日となる訳ですな。
そして太陽を周回する地球の周期とのズレを修正するため閏月を入れます。正確に申しますれば太陰太陽暦。で、19年間には7回の閏月が入る。ので、19年7ヶ月という数値がでてきた訳ですな。
まあ、どちらにしましてもすべてが復活し始める目出度い日であるのは間違いございません。それが今年の12月22日。

昔の人々がどうやって、お昼の長さとかお日様の運行、時刻を測定していたのかと申しますと、やはりお日様、日時計。
そして日時計によって測られた時刻は、労務管理にも使われておりました。
藩政期初期、野中兼山さんが、土佐の至る所で大土木工事を敢行し、広大な農地や港などを切り拓いたのはご承知の通り。山田堰もその事跡のひとつ。その山田堰から引かれた用水が、舟入川。
写真の道路の右手を流れるのが舟入川。旧土佐山田町の南部、中野。道路脇に祠が見えます。時光石宮。とっこいしさん、として地元の皆さんや時計商の皆さんに親しまれているお宮さん。

このお宮さんの御神体は、時光石。日時計。野中兼山さんが、舟入川を開削したりする際、作業の時間を測定するために使うた日時計の石。野中兼山さんは、寛文3年(1663年)7月に政敵によって失脚させられ、同年12月に、このしゅっと西にあった庵(名夷軒)で急逝しました。ここに隠居したのは、自分のつくった舟入川の交通の便と、何より、親しみがあった土地であったからではないでしょうか。
ちなみに、時光石で測定した時刻は、法螺貝によって作業員たちに知らされました。その法螺貝は、この左端に見える公民館に所蔵されちゅうにかありません。

夜明け前の静かな時光石さん。そして新月前のお月様。透明な、引き締まった空気。


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